【結婚式を挙げるなら何月?】結婚式におススメの季節はある?
日本には豊かで美しい四季があるので、季節によって装いや風景が大きく異なります。
季節は一見、結婚式には無縁のように感じますが、実は結婚式に適したシーズンというものがあります。
一般的に、春や秋といった過ごしやすい気候の良い時期は人気が高く、結婚式シーズンといわれています。
とはいっても、みんなが挙げたいと思う人気の季節は予約も集中しますし、費用も割高です。
また、ふたりの都合もあるでしょう。
そこで、今回はそれぞれの季節に行う結婚式についてご紹介していきます。
更新:2020.04.30 作成:2020.02.21
目次
それぞれの季節によって違う?
どの季節にもメリットもあれば注意すべき点があります。
順番にご紹介していきましょう。
1.春の結婚式
3月から5月にかけて人気が高い春の結婚式。
この時期は色鮮やかな花が咲き誇り、気候も過ごしやすくゲストに負担をかけないのが魅力です。緑が美しく映える爽やかなガーデンの挙式も素敵ですね。
ただし、招待するゲストはゴールデンウイークに予定を入れていることが多いので、避けたほうがよいでしょう。
春の結婚式で相場が比較的お手頃価格なのは、まだ肌寒い3月の初旬あたりのようです。
2.夏の結婚式
陽気なイメージがあり、海外沿いの式場は夏のウエディングにぴったりです。
「6月に結婚する花嫁は幸せになる」と欧米でいわれているジューンブライド。この時期に憧れる女性も多いようですね。
残念ながら、日本の6月は梅雨の時期と重なるので、屋外イベントを考えている場合は、雨天時のプランも用意しておく必要があります。
暑さが厳しい7〜8月の結婚式。以前は敬遠されていましたが、空調が整っている昨今、屋外を避けて室内で行うカップルも増えてきました。季節限定プランもあり相場が低めです。
日差しが弱まる夕方からスタートする結婚式も一案かもしれません。
9月の中旬以降なら、暑さもおさまり、晴れる日も多いので人気です。
3.秋の結婚式
9月の下旬からはウエディングのトップシーズンです。。
春と同様、よい気候で、雨が少ないベストな季節といえます。屋外での演出もいろいろと工夫できるので、楽しいプログラムが組めます。
とくに10月、11月は秋の味覚が豊富なので料理でのおもてなしも実現できます。
オンシーズンであるこの時期は、人気の日取りはすぐに埋まってしまうので、早めの予約は必要です。当然ながら費用も割高となっています。
4.冬の結婚式
この時期の結婚式はクリスマスやバレンタインデーをテーマにしたロマンティックなウエディングが計画できます。キャンドルや電飾を使って美しいイルミネーションの装飾を取り入れるのもいいですね。
その一方で、クリスマスから年末にかけてはそれぞれ予定が忙しい時期でもあるので、避けるカップルは多いです。
1、2月の結婚式は安めになるので、ねらい目です。
屋外での演出をしたいなら、寒さ対策を万全にしましょう。
雪による交通トラブルに備えて会場のアクセスも考慮したほうが賢命ですね。
また、風やインフルエンザが流行る時期でもあるので、健康面でも注意が必要といえます。
ゲストから人気の季節は?
では、招待されるゲストから喜ばれる時期はいつなのでしょうか。
ゲストから嬉しい季節は秋のようです。
気候の良さが一番の理由にあげられています。暑くも寒くもない秋はスーツにしてもドレスにしてもおしゃれにコーディネートしやすいようです。
ガーデンでの演出も趣向を凝らしたイベントができ、ゲストも気持ちよく参加できます。
色鮮やかな紅葉の下で記念撮影というも思い出に残りそうです。
ただ、人気シーズンゆえに、他の人との結婚式とかぶりすいですので、早めに日取りを知らせて出席のお願いしておきましょう。
次の人気は春の結婚式。
秋と同様に暑くなく寒さがない過ごしやすい気候です。服装を気にせず出席できる爽やかな季節ですね。
桜の時期である4月上旬は背景も美しく、華やかなムードで式を挙げることができます。
ただし、3月後半は年度末で仕事が忙しいので、職種によっては配慮が必要かもしれません。
5月の大型連休を行う場合は、中日を避けて早めに連絡するようにしましょう。
1.配慮が必要なシーズン
では、ゲストへの配慮が必要な季節はいつなのでしょうか。
暑い時期
海や太陽をテーマに明るいウエディングが挙げられますが、やはり暑さに対する配慮は必要です。
スーツが定番の男性にとっては大きな負担で、女性も汗でメイクがくずれたりします。
屋外の演出は日焼けや熱中症になる危険も伴います。
よく冷えたウエルカムドリンクを用意するなど、暑さに対する準備は万端にしておきましょう。
寒い時期
ピーンと張りつめた空気感が神聖なイメージを生む冬の結婚式。
ですが、寒さが厳しい季節はゲストにとって億劫になりがち。中でも女性はドレス姿なので、寒さに震えてしまいそうです。
また、風邪やインフルエンザが流行するので、出席をドタキャンしてしまうゲストもいるかもしれません。
また、真冬は、大雪の影響で交通機関がマヒする可能性も高まります。
夏と冬に結婚式を挙げる場合はいろいろと配慮が必要ですね。
トップシーズンでも安くするには?
これまでお伝えしてきたように、人気の高いのは気候の良い春・秋です。
そのなかでも10月、11月はトップシーズンです。
当然ながら、人気が高い時期は費用もアップします。
一方、真夏.真冬の結婚式を挙げるカップルが少ないので割安になっています。
その理由も前章でも触れましたが、遠方からのゲスト、暑さや寒さが負担になる特にお年寄りへの配慮が必要になってきます。
また、暑さ寒さが厳しい天候では屋外の演出は厳しくなります。
ですので、あまり人気のないオフシーズンはリーズナブル価格が設定されています。
では、費用を抑えたいカップルは、オフシーズンに結婚式を挙げるしかないのでしょうか。
いえいえ、そんなことはありません。
挙式の時期に関係なく、結婚式費用を安くするコツはあります。
さっそく、その方法をご紹介しましょう。
土曜日ではなく日曜・祝日に挙げる
土曜・日曜の休みが多いので、結婚式の日取りは翌日も休みとなる土曜日が人気です。
翌日が出勤となる日曜や祝日は敬遠されがちなので、土曜に比べると割安になっています。
さらに人気が低い平日は安くなっています。
ゲストの参加が可能なら、平日の結婚式はかなりリーズナブルでおトクです。
大型連休の中日はねらい目
大型連休は旅行など予定を立てる人も多いですね。
連休中の中日に結婚式に出席すると予定が立てづらく、遠方のゲストにとって、この期間の結婚式は交通費や宿泊費も大きな負担となります。
これらの理由から大型連休の中日は避けられる傾向にあるので、割引率も高めになっているようです。
夕方からの結婚式はおトクでロマンティック
キャンドルやイルミネーションで空間を演出するナイトウエディング。
装花の代わりにキャンドルが使われるのでリーズナブルに挙げることができます。
ただし、お年寄りや子連れのゲストにとって出席はハードルが高く、当日は宿泊になってしまうゲストもいるので、ナイトウエディングを選ぶカップルは少ないようです。
ですが、ゲストの都合がつくようなら、おトクでロマンティックなナイトウエディングも素敵ですね。
大安や友引以外の日柄を選ぶ
結婚式の日取りで人気が高いのは吉日といわれている大安や友引です。
ですので、それ以外の日柄、仏滅や赤口は格安プランが用意されています。
ただし、親世代や年配の方は六輝を気にする人もいるので、配慮しつつ検討するようにしましょう。
結婚式と季節はとても密接に関係しているものですね。
気候がよく外出が気持ちよい季節は、どうしても予約が殺到し価格も高めになります。
一方、暑すぎたり寒すぎる時期に結婚式を挙げるカップルは少なめで、その分、割安で費用を抑えることができます。
どの季節もメリットとデメリットがあります。ふたりの条件やゲストへのことも考慮して、みんなから祝福される結婚式の日取りを選んでくださいね。
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