目次
1.ウエディングドレスのレンタル割合は?
まずは、ウエディングドレスをレンタルした花嫁はどのくらいいるのでしょうか?
『ゼクシー結婚トレンド調査2017』5位までの結果をみてみましょう。
1位 レンタル ……83.8%
2位 オーダーメイドを購入 ……6.8%
3位 既製品を購入 ……3.7%
4位 リサイクル品を購入 ……2.3%
5位 オーダーメイドレンタル……1.0%
やはり、レンタルを選ぶ花嫁は8割超えていますね。
オーダーメイドや既製品を購入する人は少数派のようです。
2.レンタルドレスを選ばなかった理由
ドレス選びは、式場の提携先ショップでレンタルするのが一般的な流れですが、敢えて、そのパターンにしなかった花嫁もいます。
ではなぜ、レンタルドレスにしなかったのでしょうか。
その理由をまとめてみました。
〈提携先店から選ばなかったワケ〉
- 最初から着たいドレスが他にあったから。
- 提携先ショップに着てみたい!と思うデザインがなかったから。
- 予想以上に価格が高かったので、節約しようと思って。
- ドレスを自分好みのオリジナルデザインにしたかったから。
では、次にレンタルではなく購入を選んだ花嫁の声をみてみましょう。
〈レンタルではなく購入を選んだワケ〉
- 他の人が着たドレスを着用するのが嫌だったから
- 着てみたいデザインがあり、世界にひとつ、自分だけのウエディングドレスにしたかったから
- なるべく費用を抑えたかったから。
- 海外挙式で、ビーチに行くのでレンタルなら汚さないように気を使うから。
- 二次会でもドレスを着たかったから。
人それぞれレンタルを選ばなかった理由があるようですね。
3.ドレスのオーダーとは?
では、レンタルではなく、ドレスを注文するのはどうすればいいのでしょうか。
ウエディングドレスを手配する方法は、レンタル・購入・注文して作るオーダーがありますが、この章ではオーダーについてご説明しましょう。
オーダーにはフルオーダーとセミオーダー、2つのパターンがあります。
また、オーダーレンタルという方法もあります。
それぞれご説明していきますね。
3-1.セミオーダー
セミオーダーとは、既製のドレスの中から自分が着たいと思うドレスを選び、体のサイズに合わせて作ってもらうこと。
デザインや素材など、少しのアレンジならOKなことも多いので、希望があれば確認してみましょう。
フルオーダーよりも安い費用で作れるのも魅力です。
3-2.フルオーダー
フルオーダーは一からデザイナーに自分が希望するデザインにしてもらいます。
素材はもちろん、装飾など細かいところまで好みのものを仕立ててもらうことができます。
まさに、世界で唯一のウエディングドレスを手にすることができます。
3-3.オーダーレンタル
オーダーしたら、一般的には購入するというのが一連の流れですが、結婚式後にショップにドレスを返却する方法もあります。
それをオーダーレンタルといいます。
購入と異なる点はドレスが手元に残らない点で、オーダーメイドよりもリーズナブルに作ってもらうことができます。
一からでデザインを起こして作ってもらえるフルオーダーにしたいけど、予算が…、あるいは式後の保管がめんどう…というプレ花嫁さんにおすすめの手配ですね。
4.レンタルとオーダーの価格相場
気になる費用についてそれぞれご紹介しましょう。
〈レンタル〉
一番多く利用されているレンタルですが、式場の提携先ショップによって価格はピンキリのようです。結婚式の基本料金内や数万円で借りられるドレスもありますが、一番多い価格層は1着20万円前後のようですね。
〈既製品の購入〉
ドレスショップなどで購入して式場に持ち込む方法で、20万円〜25万円の価格帯が多いようです。中古のウエディングドレスやアウトレットを利用すれば、もっと安く購入できますね。
また、ネットオークションや海外のウエディングサイト等でクオリティの高いものをリーズナブルに手にすることも可能ですが、大切なものだけに少し勇気が必要になってきますね。
品質を選ばなければ3〜4万円のドレスもありますが、それなりの見栄えになってしまいます。
〈オーダー〉
セミオーダーの場合は有名ブランドで20万円〜60万円。
手作りアトリエ・工房では10万円前後とレンタル価格と変わらない値段で作ることもできます。
フルオーダーでは有名ブランドでは50万円〜100万円。
手作りアトリエ・工房でも20万円〜35万円ほどはかかります。
5.オーダーするメリット
次に、ウエディングドレスをオーダーするメリットとはどんなことがあるのかみていきましょう。
5-1.サイズがぴったり
ドレスを美しく着こなすには自分の体にフィットしたボディラインをきれに見せることが大切。
オーダーすれば、自分の体に合わせたジャストサイズのドレスに仕上げてもらえるので、ゲストを魅了する花嫁姿を披露できるでしょう。
仕上がるまでの工程を簡単に説明すると…
衣服を仕立てる前に仮に縫い合わせて体に合わせる仮縫いをします。
この仮縫いでは、襟元・袖口の開き具合、首の開き具合、全体のシルエット、パニエのボリューム感など細部まで調整して仕立てます。
仮縫いのドレスを試着して補正を済ませた後は、いよいよ本縫いにうつり、ドレスを仕上げていきます。
5-2.デザインや素材が選べる
既製品では、全体のデザインは気に入ったけど、ボタンの飾りや素材感がイマイチだけど…だいたい気に入ったからこのドレスでしかたないか…といった妥協することも出てくるでしょう。
フルオーダーなら、自分好みのデザインにしてもらい、素材や装飾も選ぶことができます。
セミオーダーでも、素材やデザインについて少しの変更なら対応してもらえるようです。
5-3.ファーストオーナーに
レンタルの場合は誰が着たかわからないものの、何人もの花嫁が袖を通しているドレスになりますが、オーダーレンタルにすれば自分が最初に着ることができ、ファーストオーナーになれます。
6.オーダーするときの注意点
ドレスのオーダーはメリットもあれば、当然ながらデメリットもあるので注意しましょう。
6-1.時間がかかる
レンタルや既製品の購入なら、試着して決めればOKですが、オーダーの場合はデザインや素材など決めなければいけないことが多くあります。
また、打ち合わせや仮縫いがあり何度もショップに訪れなければいけません。
発注から完成まで半年はかかることがほとんどなので、挙式10〜7ヵ月前にはドレス選びを始める必要がありそうです。
6-2.小物の手配を確認
ドレスをオーダーすれば完了ではなく、ベールやグローブ、アクセサリーなど小物も必要です。
小物一式がレンタルできるショップもあれば、すべて別売りの場合もあるので、確認しておきましょう。
6-3.持ち込み料がかかることも
式会場の提携外ショップでオーダーする場合は持ち込み料1着あたり3〜5万円がかかることも多いようです。
あらかじめ、持ち込み料がかかるかどうか会場に確認しておきましょう。
ショップによってが持ち込み料を全額もしくは一部負担してくれるケースもあるので、確かめておくこと。
また、ドレスの価格がレンタルするよりも安くても、持ち込み料を加えると予算オーバーということもあるようです。
レンタルでも高い費用がかかるウエディングドレス。
オーダーメイドは高いイメージがありますが、一概にそうとは限りません。
サイズぴったりに仕上げてもらうことができ、デザインや素材も自由に選ぶことでできるメリットがあります。
仕上げるまで時間や手間がかかることや持ち込み料の発生も踏まえて、検討してみましょう。
この記事が気に入ったらぜひシェアしてください