目次
1.男性が女性に求める10の条件
さっそく、データーでみていきましょう。
男性が結婚相手に求める条件のトップ10をご紹介していきます。
(「マイナビウーマン」有効回答199件より)
- 1位/性格が合うこと……66.8%
- 2位/思いやりがある……55.3%
- 3位/誠実さ ……47.2%
- 4位/人生観の一致 ……40.7%
- 5位/容姿 ……40.2%
- 6位/体の相性 ……37.2%
- 7位/家事能力 ……34.2%
- 8位/包容力 ……33.7%
- 9位/仕事への理解……32.7%
- 10位/年齢 ……29.2%
1位は「性格が合うこと」。一緒に生活していく上で大きなポイントになりますね。少し横道に逸れますが、離婚の原因で「性格の不一致」というのが多いようです。ですので、この結果はうなづけますね。
次に「思いやり」や「誠実さ」「人生観の一致」となっています。外見ではなく内面的なことが10項目のうち6項目を占めています。
このことから、男性は意外にも外見より内面を重視して結婚相手を選ぶ人が多い傾向にあるようですね。
次章では、この内面的要素についてもう少し詳しくみていきましょう。
2.内面的な要素
前章の結果では10項目のうち6項目が相手の内面を重視する傾向にあることがわかりました。次に具体的な内容をご紹介しましょう。
2-1.性格が合う
ともに生活する相手なので一緒にいて苦にならないタイプがベストです。
相手をすべて100%理解するのは無理でも「なんで?」「そう取る?」なんてことが頻繁に続くとだんだん苦痛になってきますね。
「おとなしい女性が好み」「行動的なタイプが好き」「静かな感じの方がいい」など好きなタイプも千差万別です。
どんな女性と合うかは人それぞれになりますが、「話をしていて気が楽」「一緒にいて気を使わない」この2つに当てはまるなら、だいたいの性格は合っているのではないでしょうか。
2-2.思いやりがある
半数以上の男性が「思いやり」を挙げています。
思いやりがあると、衝突することがあっても、最終的にはうまくおさまることがほとんどのようです。
思いやりをもつには、相手の立場にたって物事を考がえることが一番。
意見が対立したときに、相手を思いやることができれば、円満に解決できますね。
2-3.誠実さ
この「誠実さ」の意味は「浮気をしない」ことが含まれています。
浮気・不倫は離婚につながるので、重視する男性が多いのは当然といえますね。
男性によっては、「浮気の定義」が異なるかもしれません。
例えば下記の行動はどうでしょうか。
「勤務時間以外に異性の同僚と食事に行く」
「パートナー以外の相手と手をつなぐ」
「心の中でパートナー以外の相手を、いいなと思う」
これらを浮気と見なすかどうか確認しておくほうが、後々トラブルになるのを避けることができるでしょう。
2-4.人生観の一致
これから人生を一緒に歩んでいくパートナーとして、おおよその人生観が一致していないと共に進んでいくことはむずかしいといえます。
例えば、子どもをつくるかどうか、共働きか専業主婦か…など、一緒に生活していくなら人生計画の確認は必要です。
何を大切にしていくのか、あるいはどんなことを重視したいのか、結婚生活を長く継続させるためには大事なことですね。
2-5.包容力がある
家庭は仕事で帰ってきたときに、ほっこりくつろげる場所であってほしいもの。
男性は一緒にいるだけで、ホッとできやさしく包み込んでくれる女性を好む傾向にあり、女性に癒し的なものを求めたい男性も多いようです。
2-6.仕事への理解
仕事に情熱を注ぐ男性はとくに、自分の仕事に対して理解してほしいと願っているでしょう。
朝早く出勤して、夜遅くなる働き方をする男性に対して、イヤミをいったり、不満をぶちまけると、ぎすぎすした関係になってしまいます。
「お疲れさま」というひと言があるかないかで、大きく空気は変わります。
攻めたてるばかりでなく、さりげなくカレを労ってあげましょう。
3.「彼女」と「結婚相手」との違い
結婚は恋愛の最終ゴールともいわれていますが、どちらかといえば、ふたりの新たなスタートとなるのではないでしょうか。
結婚すればふたりの新しい生活が待っています。会いたいときにだけふたりで過ごす甘い恋愛とは明らかに違いますよね。
ですので、男性が「つき合いたい相手」と「結婚したい相手」が違って当たり前なのかもしれません。
では、「彼女」に求めないものを、「結婚相手」には望むことはどんなことなのでしょうか。
男性の本音をご紹介していきますね。
3-1.信頼と責任感
「彼女なら甘えんぼうでもカワイイと思えますが、結婚相手はしっかり信頼できる人がいいですね」。
当然なことかもしれませんが、人生の相棒になる人物には、信頼と責任感が求められるようです。
3-2.安心感
「彼女にはドキッとしたいけど、結婚相手にはホッとしたい」。
都合よく聞こえますが、ごもっともな意見といえます。
女性に刺激を期待する男性も、人生のパートナーには「安らぎ」を求めているようですね。
彼と結婚したいと思ったら、リラックスできる存在になることを考がえたほうがいいのかもしれません。
3-3.社会性
「モラルとマナーの感覚が同じでないと一緒に暮らすのはむずかしい」。
あたり前のことですが、すぐにヒステリックになったり、常識がないと結婚相手としては見てもらえないようですね。
3-4.母性
「子どもに愛情を注いで子育てしてほしい」。
子どもをほしいと思っている男性なら、この条件はマストといえますね。
子どもはふたりで育てていくものですが、仕事が忙しい男性は物理的に無理です。
その結果、女性に任すパターンが多いのが現状です。
女性が子どもを好きであることは結婚相手の前提になるでしょう。
3-5.配慮
「自分の親とうまくつき合ってくれないと困る」。
恋愛との大きな違いが、親との関係ですね。
時代が変っても「嫁姑問題」は多かれ少なかれあるもの。
板挟みになる男性なら、なるべくなら穏便にしてほしいところですね。
結婚相手には、両親に配慮する気持ちをもった女性を選ぶでしょう。
3-6.家事力
「料理はおいしいほうがいいに決まってますね」
依然として、結婚したら女性に料理から洗濯まで家事全般を任せたい男性は多いようです。
時代が変っても「家事は女の役目」というのが男性の本音なのかもしれません。
家事の分担については、女性が働くのか働かないかなど環境によって大きく変わりますが、いずれにしても何もできないレベルは避けたいですね。
3-7.収入源がある
「いざ、というときに稼げる能力は必要ですね」。
「一寸先は闇」といわれるように、この先なにがあるかわからないもの。
女性にもそれなりの収入を求める男性は増えてきています。手に職があればさらに安心です。
結婚後の働き方についてもよく話し合うのは必要なことですね。
男性がつき合う「彼女」と「結婚相手」として選ぶ条件は「似て非なるもの」のようです。
恋愛中の彼と結婚したいのなら、理想ばかりを追い求めたり、ないものねだりをするよりも、お互いふたりで成長していける関係になることが大事なようですね。
今回は、男性が結婚相手に求める条件をみてきました。
結婚してもすぐに別れてしまうのは淋しいことですね。
離婚した理由に「性格の不一致」や「価値観の不一致」とよく耳にしますね。
結婚前になぜわからなかったのか…と思いますが、「聞かれなかったから、言っていなかった」からだとか。
結婚生活を継続させるには、お互いの価値観や将来のこと、人生観など結婚前に確認しておくことが必要不可欠といえますね。


この記事が気に入ったらぜひシェアしてください