【結婚式をおトクに!?】より賢くに結婚式を挙げたい!|ウェディング・ドア
「結婚式ってこんなに高いの?」と驚いてしまうカップルも多いかもしれませんね。
結婚を決めた夢いっぱいのふたりが、はじめて現実に向き合うのが結婚式の費用かもしれません。
何百万円もする結婚式費用は確かに安いとはいえませんね。
ですが、頭と労力を使えば、お手頃価格にする方法はあります。
そこで今回は、結婚式をなるべくコストダウンして、しかもゲストから「節約している」と思われないお得に挙げる方法を伝授します。
ふたりが、これならできそう…と思うものを取り入れて賢く、素敵な結婚式を挙げてくださいね。
更新:2023.08.06 作成:2023.08.06
目次
1.安くない結婚式費用
まずは、どれだけの費用がかかるのか、データーを見ていきましょう。
(参考/『ゼクシィ結婚トレンド調査 2018 』 以降同様)
〈挙式、披露宴、披露パーティ費用〉
- 400〜450万円……16%
- 300〜350万円……12%
- 350〜400万円……11%
- 500〜550万円……11%
- 450〜500万円……10%
結婚式費用の上位はこのとおりで平均は372.4万円でした。
ちなみに300万円未満の各合計は27.3%でした。
次に費用を項目別に高いものをピックアップしてみました。
〈項目別費用の平均〉
- 衣装代(新婦)……48.4万円
- 挙式料…… 33.5万円
- スナップ写真…… 22.2万円
- ビデオ制作…… 20.0万円
- 会場装花…… 18.3万円
やはり、新婦の衣装代が一番お高いですね。
意外なことに写真・ビデオ、会場装花の費用もかかっていますね。
料理は一人当たり平均1.9万円でギフト代は0.7万円なので、招待するゲストの人数によっては一番の高額になるかもしれませんね。
2.結婚式をお得に挙げる方法
ざっと結婚式にかかる費用がわかったところで、どのように節約していけばいいのか、具体的に考えていきましょう。
2-1.挙げる日程で大きく変わる
結婚式の費用をなるべく抑えたい場合、まず一番に考えておきたいのが日取りです。
とうのも、結婚式も旅行と同じく時期によって大きく金額が異なるからです。
一般的に、気候のよい春と秋のお日柄のよい日(大安)、土曜日昼間が一番人気でその分、高い設定になっています。
結婚式があまり行われないシーズンや時間帯には割安プランが多数そろっています。
具体的には真夏や真冬のオフシーズン、仏滅や平日はお得なセットプランが組まれていますね。
日程にこだわらない、都合のつくカップルにおすすめです。
また、夜に挙式を行うナイトウエディングもねらいめです。
結婚式の多くは昼間に集中するので、夜スタートの式は費用がダウンすることが多いようです。
ゲストによっては、昼よりも夜から始まるほうが参列しやすい場合もありますね。
夜は昼とはガラリと雰囲気が異なるのでまた違った趣向で式を挙げることもできます。
日程や時間を変更するだけで、数十万ダウンできるのは魅力ですが、事前に親に確認しておくことを忘れないようにしましょう。確認を怠ったせいでトラブルになってはおめでたい結婚式が台無しになってしまいますからね。
2-2.式場・挙式スタイルを比較
データーみてみましょう。
〈結婚式の式場別〉
- ゲストハウス……433.8万円
- ホテル ……414.8万円
- 専門式場 ……391.3万円
- レストラン ……287.8万円
式場のテイスト別でみると、ゲストハウスが一番高く、レストランとの差はおよそ150万円弱も差がありますね。
会場をどこにするかで、大きく異なってきます。
次に代表的な挙式スタイルの平均価格は下記のとおりです。
〈挙式別費用〉
- キリスト教(教会式)……34.2万円
- 神前式 ……36.5万円
- 人前式 ……26.8万円
若干、人前式が安くなっていますが、人前式は行う演出によって大きく金額が変わってきます。
ちなみに5万円〜15万円で行っているカップルは32.3%。
挙式費用を抑えたいのなら、人前式を選ぶという方法もアリですね。
費用を安くしたいになら、オフシーズンの日取りを選び、可能なら平日を選べばさらに節約できます。
挙式スタイルにこだわりがないのなら人前式を選びましょう。
2-3.高い費用を検討
前章で結婚式にかかる費用別のデーターを思い出してみてください。
何が一番割高だったかご記憶ありますか?
そうです。新婦の衣装です。
ですが、主役である花嫁の衣装ですから、あまり節約すると一生の後悔にもつながりかねません。
衣装の費用(レンタルまたは購入)の平均はカラードレスで20万円、色打掛25万円のようです。単純に考えればお色直しの回数を減らせばその分費用を抑えることはできますが、花嫁の思い入れもあるので、短絡的には決められませんよね。
お色直しは回数が増えれば、それだけせわしく、主役が会場にいる時間が短くなります。
1回もしくは無しにして、ゆっくり歓談を楽しむという考え方もあります。
費用と価値観を頭に入れつつ、くれぐれも後に悔いが残らないようにじっくり比較検討してくださいね。
予想以上に高かったのが写真撮影やビデオ制作でしたね。
当日、カメラマンを入れての撮影をやめて、兄弟姉妹に撮影をプロに頼むという手もあります。
スマートフォンで友人たちが撮影してくれるので、華やかなシーンは数多く揃うでしょう。
ただし、同じようなカットが重なってしまう可能性は高まりそうですが…。
プロフィールムービーやオープニングムービーなど映像の制作もプロに頼めば楽ですが、その分コストはかかります。
自分で作成すれば費用が抑えられ、動画編集ソフトやアプリなどがあれば作成できます。
ただし、時間がかかること、仕上がりのクオリティにプロとの差は出てしまうかもしれません。
入念に確認すれば失敗は少ないようなので、「やってみよう」とトライする気持ちがあれば挑戦して節約に貢献してみましょう。
2-4.ペーパーアイテムにこだわる
一番、節約しやすいのが席次表や招待状などのペーパーアイテムです。
業者に頼めば、それだけ費用がかかってしまいます。
結婚式のテーマカラーやイメージをふたりで決め、それにそって手作りしていけば、誰も節約とは感じません。むしろ、統一感が出ておもてなし色が全面に出るのではないでしょうか。
3.費用を削る場合の注意点
その気持ちは十分に理解できますが、すべて節約モードで決めてしまうと、ゲストから「ケチってる」とバレバレになってしまいます。
時間をつくってわざわざ足を運んでくれる招待客をおもてなしする気持ちは忘れてはいけませんね。
また、安くするつもりが外部からの持ち込みで料金が発生していまい、かえって高くなる場合もあるので、あらかじめ確認しておくのは必至です。
3-1.持ち込み料の確認
式場にアイテムを持ち込むことによって節約できますが、式場が提携店以外の店からは持ち込み料が発生する場合が多いです。
なかでも衣装や引き出物、引き菓子はほぼ持ち込み料がかかるでしょう。
また、当日の撮影スタッフ、テーブルの花など持ち込みができないケースもあります。
ですので、持ち込みで費用を抑えようと考えているなら、成約前に確認しておきましょう。
あらかじめ、持ち込みをしたいアイテムをリストアップしておき、見学会や相談会のときにチェックすることをおすすめします。
3-2.ゲストにバレやすいアイテム
なるべく安くおさめたいと思ってても、ゲストに「節約している」なんて思われたくないもの。
費用は抑えるべきところは抑えて、お金をかけたいところはかける、といった風にメリハリをもたせましょう。
参考までにゲストが「安く抑えている」と感じてしまうトップ3は下記のとおりです。
〈ゲストが節約と感じるアイテム〉
- 1位/引き出物
- 2位/料理
- 3位/装花
上記のアンケートからわかるようにゲスト関することは、しっかり吟味して選ぶことが大事ですね。
引き出物はほとんどの場合、一目でだいだいの相場がわかってしまいます。
ですので、一番目につきわかりやすい引き出物の節約は避けたほうが無難ですね。
料理はメインの素材と品数で判断されることが多いようです。
高いコースでも見た目の質とボリュームがなければ評価されないことがあります。
メイン料理は食事の象徴にもなるので、豪華なものを選ぶようにしましょう。
いかがでしたか。
少しでも安く、でも節約したと思われないようにする方法をご紹介してきました。
費用を抑えたいのなら、なるべく外部へ依頼せずに自分たちでつくったり、リーズナブルなアイテムを見つけてくるなど、時間と手間がかかってしまいます。
ですが、手をかければかけるほど、そのときは面倒に感じていたことも、後になってみると素敵な思い出になるものです。
この記事を参考に、自分たちができる範囲で実行してみてくださいね。
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