【最新調査】婚約指輪の相場を大公開。年代別の金額は?|ウェディング・ドア
永遠の愛を形にした婚約指輪。ふたりの結婚への覚悟を形にしたリングともいえます。
そんな大切な婚約指輪はの価格はどのくらいが妥当なのでしょうか。
多くのカップルの購入金額って、気になりますね。
ひと昔前の相場は「給料3か月分」といわれていましたが、実際はどの価格帯の婚約指輪がプレゼントされているのか、ご紹介していきたいと思います。
婚約指輪選びの参考にしてくださいね。
更新:2023.10.20 作成:2023.10.19
目次
1.今どきの婚約指輪の相場は?
ゼクシーの「結婚トレンド調査2018」によれば、婚約指輪の平均価格は40.4万円でした。
「給料3か月分」の時代は昔の話で、今どきは「給料1.5か月分」くらいというところでしょうか。
婚約指輪の購入金額の詳細は下記のとおりです。
〈婚約指輪の購入金額〉
・10万円未満…… 4.0%
・10〜19万円…… 9.3%
・20〜29万円…… 20.2%
・30〜39万円…… 27.8%
・40〜49万円…… 12.1%
・50〜59万円…… 9.7%
・60〜69万円…… 4.8%
・70〜79万円…… 4.4%
・80〜89万円…… 2.0%
・90〜99万円…… 0.8%
・100万円以上…… 4.8%
購入金額の結果をみると一番多いのは「30万円〜39万円」27.8%、次に「20〜29万円」20.2%となっています。
平均価格は40.4万円ですが、「30万円〜39万円」と「20〜29万円」で50%弱という結果になっていることから、この辺りの価格帯が多いのではないでしょうか。
一方、50万以上と回答したカップルは約25%。高価な婚約指輪を購入する層も意外と存在していることが見受けられますね。
2.年齢別にみた婚約指輪の購入価格
では年代別ではどんな構成になっているのか見ていきましょう。
〈20代前半のカップル婚約指輪の相場価格〉
・10万円未満…… 11.1%
・10〜19万円…… 22.2%
・20〜29万円…… 18.5%
・30〜39万円…… 22.2%
・40〜49万円…… 22.2%
・60〜69万円…… 3.7%
20代前半のカップルは「10〜19万円」「30〜39万年」「40〜49万円』が最も多く、全体の60%以上を占めています。けっこう価格帯が高い印象を受けますね。次いで「20〜29万円」が18.5%でした。
〈20代後半のカップル婚約指輪の相場価格〉
・10万円未満…… 2.9%
・10〜19万円…… 8.7%
・20〜29万円…… 18%
・30〜39万円…… 25.7%
・40〜49万円…… 16.5%
・50〜59万円…… 12.6%
・60〜69万円…… 3.9%
・70〜79万円…… 2.9%
・80〜89万円…… 3.9%
・90〜99万円…… 0.5%
・100万円以上…… 4.4%
20代後半のカップルは、20代前半カップルよりも高い価格帯が多い傾向にあり「30〜39万円」と回答したカップルが25.7%が一番多い結果が出ています。さらに「20〜29万円」18%、「40〜49万円」16.5%と大きく3つの価格帯に分かれていることがわかりますね。
〈30代前半のカップル婚約指輪の相場価格〉
・10万円未満…… 2.9%
・10〜19万円…… 9.6%
・20〜29万円…… 23.1%
・30〜39万円…… 28.8%
・40〜49万円…… 6.7%
・50〜59万円…… 13.5%
・60〜69万円…… 1.9%
・70〜79万円…… 1.9%
・80〜89万円…… 1.9%
・90〜99万円…… 1%
・100万円以上…… 8.7%
30代前半のカップルでは「 30〜39万円」の価格帯が30%近く最も多くなっています。ついで「20〜29万円」23.1%、「50〜59万円」13.5%でした。
〈30代後半のカップル婚約指輪の相場価格〉
・10万円未満…… 7.7%
・10〜19万円…… 10.3%
・20〜29万円…… 15.4%
・30〜39万円…… 23.1%
・40〜49万円…… 15.4%
・50〜59万円…… 7.7%
・60〜69万円…… 7.7%
・90〜99万円…… 2.6%
・100万円以上…… 10.3%
30代後半のカップルはさまざまな価格帯に分れる結果となっています。最も多いのが「30〜39万円」23.1%で、その次が「20〜29万円」と「40〜49万円」同じで15.4%でした。100万円以上と回答したカップルは10.3%という数字は特徴的です。
3.ダイヤモンドのカラット数はこだわる?
婚約指輪には、永遠の愛を象徴する石としてダイヤモンドが圧倒的な人気を誇っています。
そのダイヤモンドですが、肉眼でみて、一番わかりやすいのがカラット(ct)です。
カラットはダイヤモンドの重さを表す単位で見た目も大きくなっていきます。当然、価格にも影響します。カラットが重くなると価格も高くなっていきます。
どのくらいのカラット数のダイヤモンドの指輪が選ばれているのか知りたいものですね。
購入した婚約指輪のダイヤモンドカラット数をみてみましょう。
(マイナビウエディングの調査より)
〈男性が購入した婚約指輪のダイヤモンドのカラット数〉
・02ct未満……8.8%
・0.2〜0.3ct……31.9%
・0.3〜0.4ct……24.0%
・0.4〜0.5ct……10.6%
・0.5ct以上……19.3%
・ダイヤモンドは付いていない……12.8%
・覚えていない、わからない……28.9%
ダイヤモンドの婚約指輪を購入した男性は「 覚えていない、わからない」を除くと8割以上の男性がダイヤモンドを選んでいますね。
カラット数で最も多いのが「 0.2〜0.3ct」1.9%で、その次が「 0.3〜0.4ct」24.0%でした。
ジュエリーショプで選ばれるのが多いのが0.3ctのようですので、アンケートでも同様の結果となっていますね。
「 覚えていない、わからない」28.9%というのが少し残念な数字に感じてしまいます。
4.年代別に見る婚約指輪のデザイン傾向
高価な婚約指輪はダイヤモンドの価格が大きく影響するとお伝えしましたが、プラチナやゴールドなどリングの素材、さらにデザインも価格に関わってきます。複雑なデザインになると、それだけ加工料も高くなってきます。
デザインは年代によってそれぞれ好むデザイン傾向があります。
ここでは一般的なデザインとその平均価格と、20代、30代はどんなデザインを選ぶのか、その傾向をみていきましょう。
4-1.婚約指輪のデザインと平均価格
・メレ付き
小粒のダイヤモンドをセンターのダイヤモンドの周囲にあしらったデザイン。
平均価格36万円
・ソリティア
1粒のダイヤモンドを施したデザインで婚約指輪の定番になっています。ダイヤモンドの輝きをより引き立てる爪がありと、引っかかりの少ない爪なしがあります。
平均価格46万円
・パヴェ
センターのダイヤモンドの周りやアームなど小さなダイヤモンドをびっしりとあしらった華やかなデザイン。
平均価格63万円
・エタニティ
センターにはダイヤモンドを装着せずに、アームに途切れなく同じ大きさのダイヤモンドを並べたデザイン。全周のものはフルエタニティ、半周のものはハーフエタニティといわれています。
平均価格31万8000円
4-2.20代がセレクトする婚約指輪のデザイン傾向
20代はダイヤモンドの大きいものではなく、控えめなものを選ぶ傾向にあるようです。
普段のファッションにもなじむ婚約指輪を購入する傾向もありソリティアでもダイヤモンドは控えめにメレであしらいキュートな感じにしたり、細めのハーフエタニティを選ぶことが多いよう。
上記にご紹介したデザインは婚約指輪の価格は少しリーズナブルになります。
4-3.30代がセレクトする婚約指輪のデザイン傾向
30代になるとダイヤモンドの品質にこだわる傾向が出てきます。
年齢を重ねると大きめのダイヤモンドも似合うようになり、将来のことを見越して大ぶりのダイヤモンドが選ばれています。デザインもある程度ボリュームのあるものが好まれているようです。ソリティアでは大きめのダイヤモンドにしたり、メレダイヤをふんだんに使ったパヴェや大きめのダイヤモンドを並べたフルエタニティなど存在感たっぷりのデザインに惹かれる人が多いようです。
ご紹介したデザインにすると婚約指輪の価格も少し高くなります。
いかがですか。
結婚の意思を確かめ合う特別な婚約指輪。
価格はかつての「給料3か月分」とはいかなくても、高価なものには違いありません。
ふたりにとって、納得のいく指輪を購入してくださいね。
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