<2023年最新版>結婚指輪の相場って実際いくらくらい?
結婚を決めたふたりにとって、欠かせない大切なアイテムの結婚指輪。
いざ、探してみると、ブランドの多さに加えて、数多くのデザインなど多種多彩な結婚指輪があり、なにを選べばいいのか悩んでしまいます。
ピンからキリまで価格も幅広くあり、躊躇してしまいますね。
人は人、自分たちは自分たちとは思いつつ、やはり他のカップルはどのくらいの指輪を購入しているのかも気になるところ。
先輩カップルはどのくらいの価格で購入しているか、データーで結婚指輪の相場を探ってみましょう。
そして、もうひとつ気になるのが、似たようなデザインの結婚指輪なのに、価格に大きな差があること。
その理由についてもご紹介しましょう。
更新:2023.12.08 作成:2023.12.08
目次
みんなの結婚指輪の平均相場は?
さっそく、先輩カップルがどのくらいの価格で結婚指輪を購入したのか。
データーでみてみましょう。
(『ゼクシィ結婚トレンド調査 2023首都圏』出典 以下のデーターも同様)
Q.ふたり分の結婚指輪の購入金額は?
- 10万円未満 …1.4%
- 10万円〜15万円未満…3.7%
- 15万~20万円未満 …9.0%
- 20万〜25万円未満 …24.5%
- 25万~30万円未満 …18.6%
- 30万~35万円未満 …16.1%
*以下省略
一番多かった購入が20万〜25万円未満 で、平均30.8万円でした。
全体の相場が把握できたら、続いて年代別と素材別などについての相場もみてみましょう。
ふたりのベストな結婚指輪の予算を決めるために、参考にしてください。
年齢別
年齢によって結婚指輪の購入する金額は変わってくるのでしょうか。
年齢別の購入金額の平均価格を紹介しましょう。
- 24歳以下 …32.4万円
- 25歳〜29歳 …29.4万円
- 30歳〜34歳 …31.1万円
- 35歳以上 …37.1万円
年代別の購入金額もあまり差はありませんね。
35歳以上の平均価格37.1万円をみると一般的に年齢が高くなると、そのぶん社会人歴が長くなるので、金銭的に余裕が出てくるという表れでしょうか。
素材別
結婚指輪を選ぶ上で素材はとても重要なポイントです。
王道のプラチナやゴールドに加えて、チタン、ステンレスなど使われている素材によって購入金額は大きく異なります。
ここでは、結婚指輪で人気のプラチナとゴールドの相場価格をご紹介していきましょう。
- プラチナ …30.9万円
- ゴールド …30.7万円
- コンビ(プラチナとゴールド)…31.3万円
ゴールドの相場が高騰しているのもあり、プラチナとゴールドの差はそんなに大きくないようです。
贅沢な雰囲気を漂わすプラチナとゴールドを組み合わせるコンビは、やはり高い相場になっていますね。
オダーメイドで平均相場は変わる?
結婚指輪を購入するとき、すでに商品になっている既製品か、自分たちの好みを注文するオーダーメイドかどちらかから選びます。
オーダーメイドは、一から注文してオリジナルの結婚指輪をつくるフルオーダーと、既成のデザインや素材にアレンジを加えるセミオーダー、2種類があります。
既製品、フルオーダー、セミオーダーの相場価格をみてみましょう。
- 既製品 ……31.4万円
- セミオーダー品……30.5万円
- フルオーダー品……35.0万円
やはり、予想どおりの結果で、フルオーダーの平均購入価格は高いようです。
意外にもセミオーダーは既製品よりも低いという結果となっています。
既製品には、海外のハイブランドのものから国内の小型店や通信販売まで含まれているため金額の幅は大きいようです。
既製品を購入するカップルは半数以上ですが、近年はダイヤモンドを施したり、自分たちのオリジナリティが出せるセミオーダーを購入するカップルが増えているようです。
結婚指輪の価格の違う理由は?
そのとき、似たようなデザインでも価格に大きく差があり、疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。
見た目にはあまり差がなくても、使っている素材の品質や扱っているブランドなどでやはり変わってくるようです。
価格に違いが出てくるのはさまざまな理由があるので、ご説明していきましょう。
販売形態の差
ブランドによって結婚指輪の価格が違ってくるのは、販売形態の違いにあります。
一等地に出店していたり、高級百貨店に入っている場合、土地代や設備代、優秀なスタッフを取り揃える人件費、そのほかにも広告費や長年の慣習も加わり最終的な値段が決まります。こられらに中間マージンがかさめば、やはり販売価格は高くなってしまうでしょう。
一方、ネットショップなら、設備費や人件費がかからず、中間マージンがほとんどないため、安い価格での提供が可能でしょう。
粗利(あらり)が違う
まず 粗利の意味を少しご説明しましょう。
粗利とは販売された商品、ここでは結婚指輪を売ったときに生まれる収益(売上)から結婚指輪を仕入れたり、作ったりしたときにかかった費用(売上原価)を差し引いた利益のことです。
わかりやすく数式にすると…
[売上高] − [売上原価(結婚指輪にかかっている費用)]=粗利
混同しやすいですが、売上原価には宣伝費や人件費などのコストは含まれていません。
前置きが長くなりましたが、指輪をつくるために多額のコストがかかると、その分、販売価格も高くなるわけです。
使用する材料の品質が異なる
先述した売上原価に密接に関係している材料ですが、ブランドによって結婚指輪に使う素材や配合率によっても大きく異なります。
例えば、人気のプラチナやゴールドですが、そのままでは柔らかい素材ですので、硬さを加えるために多くのブランドでは、それぞれ相性のよい金属を配合させています。このとき配合する割合が配合率です。
価格や安い結婚指輪には少量しかプラチナやゴールドが使われていないことが多いようです。
また、用いられているダイヤモンドの品質と量もブランドによって差があります。
ダイヤモンドの品質の差を見極めるのは困難ですが、ダイヤモンドの量を示す[ct(カラット)]が多いほうが、たくさんのダイヤモンドを使っていますので、判断するひとつになります。
製作している職人やデザインのレベルが違う
こちらも、見た目で判断するのはむずかしいですね。
ですが、職人の技量によってできあがる結婚指輪の出来映えは大きく違うといわれています。
ですので、腕のよい職人が手がけた結婚指輪は高くなってしまうようです。
デザインのレベルの差
一見、似たようなデザインに見える結婚指輪ですが、目を凝らしてみると細かい部分が微妙に異なっています。
細部までこだわった指輪と、そうでないものには仕上がりに差が出てくるようです。
やはり、細かいところにも創意工夫がされたデザインのものは価格は高くなります。
結婚指輪の相場と価格に差が出てくる理由をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
一般的に結婚指輪の相場は1本10万円〜15万円、ふたりで合計20万円〜30万円のようです。高い買い物に感じますが、「一生使える大切な記念のモノ」と捉えれば、納得できる金額ではないでしょうか。
素人目には似たようなデザインの結婚指輪が、価格に大きな差がでてくる理由についてもご紹介してきました。高くて質のよくない結婚指輪を避けて、妥当な価格で品質の高い結婚指輪を手にできるようにしたいですね。
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