結婚指輪はいつからつけるべき?知っておくべきポイントや購入タイミング
結婚指輪をいつからつけ始めるべきかという疑問は、結婚が決まったカップルの間でよく話題に上がる悩ましいテーマです。
結論からいうと、結婚指輪をつけ始める時期に正解はありません。大切なのは、二人で納得のいくタイミングを選ぶことです。
この記事では、結婚指輪をいつからつけるべきか、つける前に知っておくべきポイント、購入・準備するタイミングについて詳しく解説します。
あわせて、結婚指輪が届くまでのスケジュールや準備する上での注意点も紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
更新:2024.07.02 作成:2024.07.23
目次
結婚指輪はいつからつけるのが正解?
結婚指輪をいつからつけ始めるべきかは、カップルの悩むポイントのひとつです。
結婚指輪は夫婦の絆の象徴であり、大切なアイテムです。つけ始めるタイミングに正解はありませんが、一般的なパターンをいくつかご紹介します。
結婚指輪のつける時期を決める際に、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式をあげた当日
結婚式の誓いのセレモニーでは、お互いの指に結婚指輪をつけるカップルが多いでしょう。
厳かな雰囲気の中で交わす愛の証は感動的な瞬間で、式場によっては指輪交換の写真撮影サービスを行っているところもあります。
大勢のゲストに見守られながら、晴れやかな表情で指輪を交換するのもロマンチックです。結婚式と同時に、夫婦としての新しい一歩を踏み出すことができるでしょう。
親御さんへの感謝の気持ちを込めて、指輪交換の様子を見せるのもいいかもしれません。もちろん、結婚式をあげるカップルの中にも、挙式日より前に結婚指輪をつける方が多くいます。
その場合は、式前に結婚指輪をクリーニングしておくと良いでしょう。
入籍して夫婦になった日
結婚指輪をつける時期を入籍日に合わせるカップルもいます。婚姻届を提出し、晴れて夫婦になった記念日に、お互いの指に指輪をはめて祝います。
法律的には入籍日から夫婦になるため、このタイミングで結婚指輪をつけ始めても違和感はありません。公的に夫婦の関係が認められた瞬間から、結婚指輪をつけ始めるのは感慨深いです。
入籍日が結婚記念日となるカップルにとって、大切な思い出の日となるでしょう。二人だけのプライベートな場で、愛を誓い合うひと時を過ごすのもおすすめです。
結婚指輪が届いた日
結婚指輪が完成し、手元に届いた日からつけ始める方法もあります。
指のサイズや好みのデザインでオーダーした指輪が届くのは、とても嬉しいものです。待ちに待った結婚指輪を、早速指にはめてみたくなりますよね。
二人で指輪が届くのを心待ちにしながら、夫婦としての未来を想像するのも楽しみのひとつですが、周りの人に結婚の報告をする前に結婚指輪を身につけるのはマナー違反だとされます。
特に職場に結婚指輪を身につけていく場合は、必ず結婚を報告してから指輪をはめるようにしましょう。また、後日結婚式をあげるなら、事前のクリーニングを推奨します。
二人で話し合って決めた日
結婚指輪をつける時期を、二人で相談して決めるのもひとつの方法です。
記念日やお互いの誕生日など、特別な日を選ぶカップルもいるでしょう。また、二人の思い出の場所へ出かけた際につけ始めるのもロマンチックです。
指輪をつけ始めるタイミングを決めることは、夫婦にとって大切なイベントです。
二人で一緒に考えて決めることで、結婚指輪に込める想いを共有できます。お互いの気持ちを理解し合いながら、特別な一日を迎えてみてはいかがでしょうか。
また、つけ始める日を二人だけのアニバーサリーとして大切にするのもおすすめです。
ただし、他の方法と同様に外で結婚指輪をはめる場合は、周囲への報告をしてからつけることが推奨されます。
結婚指輪をつける前に知っておくべきポイント
結婚指輪は、夫婦の絆を象徴する大切なアイテムです。一生モノの指輪だからこそ、つける前に知っておきたいポイントがあります。
ここでは、結婚指輪を身につける前に留意すべきポイントをシーン別に解説します。
結婚式前から結婚指輪をつける場合
結婚式前から結婚指輪をつける場合、傷や汚れに細心の注意を払うようにしましょう。
結婚式前から指輪をつけても全く問題ありませんが、式前に指輪を汚してしまうと、結婚式当日を万全な状態で迎えられません。
結婚式の当日や前撮りでは、結婚指輪をアップにして写真を撮ることもあるため、できるだけきれいな状態で当日を迎えたいのです。
▼結婚式前に注意すべき行動
- 食器洗い
- 運動
- パソコン作業
- 入浴
ジュエリーショップによっては、結婚指輪のクリーニングサービスを提供しているところもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
指輪が届いたらつけたい気持ちはわかりますが、式までの期間と相談しながら決めるようにしましょう。
職場で結婚指輪をつける場合
職場で結婚指輪をつける場合、まずは上司や同僚、その他の関係者に結婚の報告を済ませましょう。
結婚報告が決まりというわけではありませんが、職場の従業員を勘違いさせてしまう可能性があるほか、名字の変更手続きが滞ってしまう恐れがあります。
長期休暇を取る際に認識が食い違ってしまう可能性もあるため、結婚指輪をつける前に報告しておくのが無難です。
また、職場で結婚指輪をつけながら作業をする場合は、仕事内容に合わせた素材選びが重要です。プラチナやゴールドは傷がつきにくく、丈夫な素材として人気があります。
危険を伴う作業や、手を頻繁に洗う必要がある職種の場合は、チェーンに通して首から下げる方法もあります。
結婚指輪は毎日つけるものだからこそ、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
結婚指輪を購入・準備するタイミング
「結婚指輪はいつ購入すればいいのか」「どれくらいの予算が必要なのか」と悩むカップルも多いのではないでしょうか。
結婚式に間に合うよう、余裕を持ったスケジュール管理が大切です。ここでは、結婚指輪の購入・準備時期の目安と予算について解説していきます。
式当日に向けて、計画的に準備を進めていきましょう。
結婚指輪の購入スケジュール
結婚指輪の注文は、結婚式の4〜6ヶ月前を目安にすることをおすすめします。
デザインや素材、予算について二人でじっくり相談できる時間を確保することで、安心して結婚式までのスケジュールを進められるでしょう。
結婚指輪には、既製品、セミオーダー、フルオーダーの3種類があり、それぞれ手元に届くまでの期間が異なります。
既製品を購入する場合でも、指輪に刻印を入れるだけで1ヶ月程度の期間が必要となり、フルオーダーについては2〜3ヶ月程度は平均してかかります。
人気状況によってはさらに期間が必要となる場合もあるため、できるだけ早めに行動することが大切です。
これらのことから、結婚指輪は結婚式の4〜6ヶ月前を目安に注文し、できれば3ヶ月前から、遅くても1ヶ月前までに指輪を手元に用意しましょう。
購入後は、結婚指輪の保管方法にも気をつけてください。大切な指輪を安全に保管できるよう、ケースやボックスの用意をおすすめします。
【結婚する前に何が必要?】結婚前の準備やスケジュールの参考ガイド
結婚指輪の予算
結婚指輪の予算はカップルごとに異なるため、二人の生活スタイルや将来設計を考慮しながら、無理のない範囲で決めることが大切です。
一般的な予算の相場は20〜30万円程度といわれています。また、女性の指輪のほうが少しだけ高い傾向にあります。
大粒のダイヤモンドが埋め込まれている婚約指輪に比べると、結婚指輪のほうが若干控えめの金額です。
ただし、年収や貯蓄額、式場や新婚旅行の費用なども考慮しなければいけません。予算は二人でよく話し合い、納得のいく金額を設定しましょう。
また、購入価格だけでなく、品質や素材、アフターサービスなども比較検討することがポイントです。結婚指輪は一生モノのアイテムだからこそ、後悔のない選択をすべきだといえます。
結婚指輪を早めに購入・準備するメリット
結婚準備の中でも、指輪選びは特に重要なタスクのひとつです。
式当日に間に合えばいいと考えるカップルも多いかもしれませんが、早めに購入・準備することでさまざまなメリットがあります。
ここでは、結婚指輪を早めに用意するメリットを3つ紹介します。
婚約届と一緒に写真を撮れる
結婚指輪を早めに用意すれば、婚姻届を提出する際に指輪も一緒に写真に収めることができます。
晴れて夫婦となった記念日に、指輪をつけた手を重ねた一枚は、とても感慨深いものになるでしょう。
また、式当日とは異なるドレス姿や着物姿を撮影する場合にも、結婚指輪があれば指につけた状態で撮影が可能です。
結婚式前の写真も、二人にとって大切な思い出となるはずです。
余裕を持ってデザインを選択できる
余裕を持ってデザインを選択できる点も、結婚指輪を早めに用意する大きなメリット。結婚指輪は一生モノのアイテムだからこそ、二人の好みや個性を反映したデザインを選びたいでしょう。
購入時期に余裕があれば、さまざまなデザインを比較検討し、素材や石の種類、刻印など、細部にまでこだわることができます。
オーダーメイドの場合は特に、デザインの打ち合わせや修正に時間がかかるため、納得のいくデザインに仕上げるためにも、早めに動き出すことをおすすめします。
両家の顔合わせ・結納の時に披露できる
早めに指輪を手元に用意しておくことで、両家の顔合わせや結納の際に披露できます。
顔合わせや結納は、結婚が決まったことを報告する大切な儀式であるため、指輪を披露することに大きな意味があります。
家族へ二人の門出を祝福してもらうと同時に、「これから夫婦になる」という実感と意識が高まるはずです。
顔合わせや結納の写真にも、指輪をつけた二人の手元を収めることができます。家族との思い出の1ページに、指輪の輝きを添えてみてはいかがでしょうか。
結婚指輪はいつまでつけるもの?
結婚指輪は、夫婦の絆の象徴として大切にされています。では、いつまで結婚指輪をつけ続けるのでしょうか。
理想をいえば、生涯にわたって着用し続けるのが一番です。
そもそも結婚指輪をつける期間は定められていないため、つける期間は夫婦の自由であり、生涯にわたってつけ続けることが理想だといえます。
しかし現実には、年齢やライフスタイルの変化に伴い、結婚指輪の着用率は変化していきます。仕事や家事など、手を使う機会が増えるにつれ、指輪をつけづらくなるのかもしれません。
ただ、記念日や特別なお出かけの際につける習慣があるカップルも多いです。お互いの指に輝く結婚指輪を見るたび、結婚当初の思い出がよみがえります。
一生のパートナーとなる人と交わした約束の証を、形あるものとしていつまでも大切にしましょう。
まとめ
この記事では、結婚指輪をいつからつけるべきか、つける前に知っておくべきポイント、購入・準備するタイミングについて解説しました。
結婚指輪をいつからつけるべきなのかは、二人で話し合って決めるのがベストです。
つけ始めるタイミングに正解はありませんが、一般的には結婚式をあげた当日や入籍して夫婦になった日、結婚指輪が届いた日などが多いです。
結婚指輪の用意を考えているなら、できるだけ早めに購入・準備しましょう。特にフルオーダーで指輪を購入する場合、手元に届くまでに2〜3ヶ月程度かかることがあります。
早めに準備することで複数のメリットも見込めるため、最低でも1ヶ月前には手元に届くようにスケジュールを進めましょう。
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