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知っておきたい!結婚指輪における金属アレルギーのリスクと安心して結婚指輪を選ぶためのポイント

結婚指輪は末永く身に着け続けるものですが、金属アレルギーをお持ちの方は指輪選びに対する不安や悩みを持っていることも少なくありません。
また、金属アレルギーは元々の体質と考えられがちですが、実際はどんな人でも突然発症する可能性があることをご存知でしょうか。
一生物の結婚指輪だからこそ、誰しもがあらかじめ知っておきたい知識や選定のポイントが存在します。
今回は金属アレルギーの基本知識から、安心して結婚指輪を選ぶためのポイント、金属アレルギーにも優しい結婚指輪5選をご紹介します。
金属アレルギーをお持ちの方はもちろん、今後の発症が不安な方にとっても、この記事が結婚指輪を選ぶ際の参考になれば幸いです。

更新:2025.02.14 作成:2025.02.14

結婚指輪

金属アレルギーについて

金属アレルギーについて

一説によると、金属アレルギーに悩まされている日本人の割合は10人に1人と言われています。主な症状としては、汗や皮脂によって金属が溶け出すことでかゆみやかぶれが出たり、赤くなったりといったことが現れます。金属に触れて間もなく発症する場合もあれば、数日経ってから発症する場合もあり、「謎の発疹を調べてみたら金属アレルギーだった」という人も多いです。

また、アクセサリーだけが原因ではなく数十年前に入れた銀歯などが原因で、ある日突然に発症することもあります。つまり、現時点で金属アレルギーを発症していない人でも、今後症状が出る可能性があるということです。

結婚指輪における金属アレルギーのリスク

結婚指輪も他のアクセサリーと同様に金属アレルギーのリスクがあります。ゼクシィが行ったアンケート調査によると、結婚指輪を着けっぱなしにしている人の割合は全体の6〜7割を占めており、長時間着用している人が多いことが分かりました。

着用している時間が長いほど金属アレルギーを発症する可能性は高まるため、結婚指輪が金属アレルギーの原因となることも考えられます。金属アレルギーのリスクを知らずに結婚指輪を購入した場合、将来的に思い出の指輪を着用できなくなるといった可能性もあるため、不安がある方は結婚指輪の素材にも注目すると良いでしょう。

金属アレルギーでも安心して結婚指輪を選ぶためのポイント

金属アレルギーでも安心して結婚指輪を選ぶためのポイント

ここでは、金属アレルギーでも安心して結婚指輪を選ぶためのポイントを紹介します。結婚指輪を選ぶ際の流れに沿って紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

金属アレルギー検査を受ける

すでに金属アレルギーをお持ちの方も、将来の発症が不安な方も、結婚指輪を検討する前にいま一度金属アレルギー検査を受けることをオススメします。金属アレルギー検査はお近くの皮膚科などで手軽に受けることができ、保険が効く場合も多いので比較的安価です。

自分が予想していなかった物質にアレルギー反応が出ることもありますので、事前に確認しておくことで安心して結婚指輪選びをすることができます。

金属アレルギーを起こしにくい素材を選ぶ

金属アレルギーを避けるために最も重要なポイントは、「アレルギーを起しにくい素材を選ぶこと」です。以下、おすすめの素材について紹介します。

チタン

金属アレルギーを起しにくい素材の代表といえば「チタン」と言っても過言ではありません。錆びに強いという特性があり、汗や皮脂などによる金属の溶け出しがほぼ無いと言われています。重さもプラチナのわずか4分の1と軽量であり、硬度も高いことが特徴です。

ただし、他の素材と比較して加工が難しいとされているため、複雑なデザインが出来なかったり、サイズ直しもできないことが多いため、取り扱いブランドは少ないです。また、チタンといえば眼鏡などの実用的な製品に採用されていることも多いため、結婚指輪としてのイメージはあまり無いかもしれません。

プラチナ

婚約指輪や結婚指輪のイメージが強い「プラチナ」は、金属アレルギーに優しい素材です。ただし、その純度には注意が必要であり、純度の低いプラチナにはパラジウムなどの他の金属が配合されている可能性があり、金属アレルギーのリスクが懸念されます。一般的に純度が高い純プラチナ(Pt1000やPt999)や純金(24金)は、アレルギー反応が起きにくいとされています。純プラチナは不純物が含まれていないため、金属アレルギーのリスクが大幅に減少します。プラチナリングを選ぶ場合は、後述する「純度」についても注意して選ぶようにしてください。

ゴールド

純度の高いゴールドは、比較的アレルギーを起しにくいと言われています。ただし、ピンクゴールドやイエローゴールドといったカラーゴールドがトレンドとなっている近年では、ゴールド以外に他の金属が配合されている可能性がありますので、ゴールドを選ぶ際はパラジウムや銅などの配合率にも注意が必要です。


素材の純度を確認する

金属アレルギーを引き起こす原因として、金属に含まれるニッケルなどが溶け出すことがあげられます。できるだけ純度の高い素材を選ぶためのチェックポイントを紹介します。金属アレルギーを起しにくい純度の目安は、以下の通りです。

素材目安値
プラチナPt950以上
ゴールド18金以上

ただしゴールドに関しては、純度が上がるほど硬度に欠けるため18金が最もバランスも良くオススメです。

幅の太いデザインは避ける

幅の太いデザインは存在感もあり素敵ですが、汗ばみやすく、汚れも溜まりやすい傾向にありますので、金属アレルギーの観点では避けた方が無難です。幅の目安としては、一般的な結婚指輪のリング幅の平均が2.5〜3mmと言われておりますので、3mm異常だと太く、2.5mm以下だと細いと言えます。

試着した際に違和感がないか確かめる

気に入った指輪が見つかったら、実際に試着した際に肌への違和感や異常がないかを確かめてください。金属アレルギー反応は短時間では出ない場合もあるため、店舗内では完璧に判断することは難しい部分がありますが、腫れやかゆみ、かぶれなどが出ないかをチェックしましょう。

また、指に触れる内側の部分に引っ掛かりなどが無いかも同時に確認すると、汗や汚れなどが溜まるリスクを下げることに繋がります。

アフターサービスを確認する

購入したい指輪が見つかったら、アフターサービスについても確認するようにしましょう。汗や皮脂によるアレルギー反応のリスクを最小限に抑えるためには、定期的なメンテナンスで汚れを落とすことが大切です。日ごろのセルフメンテナンスでは落としきれない汚れを落としてくれますので、プロによるクリーニングサービスがあるブランドを選ぶと安心です。

また、金属アレルギー予防に細いリング幅のものを選ぶ際には、幅太のものと比較して変形しやすいという注意点があります。そのため、アフターサービスとしてリングの修正を行っているブランドを選ぶと安心です。

結婚指輪なら「WAKO BRIDAL」がオススメ

結婚指輪なら「WAKO BRIDAL」がオススメ

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

広島を代表するジュエリーブランド「WAKO」は1953年に宝石商として創設以来、50万人以上のお客様より愛され続けています。高品質なジュエリーを適正な価格でご提供することをポリシーとし、国家資格保有の職人や技能五輪代表のジュエリーデザイナー、世界基準のGIA鑑定士がWAKOのジュエリー工房に常駐。お客様に安心と信頼をしていただける商品を提供しています。

もちろんアフターサービスも充実しており、クリーニングはもちろん、著しく変形した場合を除き、変形直しも無料保証。生涯満足して使えるよう手厚くサポートしてくれます。

金属アレルギーにも優しい結婚指輪5選

ここからは、「WAKO BRIDAL」の商品の中から金属アレルギーにも優しい結婚指輪5選をご紹介します。純度はもちろん、金属アレルギーの観点からリング幅を3mm以下に限定し、内側の装飾が少ないシンプルなものを厳選しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

光彩 kousai

光彩 kousai

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

シンプルでありながら、デザイン性も兼ね備えた細身のウェーブタイプのプラチナリングです。レディースリングはダイヤモンドを斜めに入れることで指を綺麗に見せてくれる効果も。メンズリングはラインを入れることで洗練された印象となっています。

項目詳細
純度Pt950
リング幅(レディース)1.98mm
リング幅(メンズ)2.29mm

雨粒 amatsubu

雨粒 amatsubu

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

王道なデザインのプラチナリングです。レディース・メンズ共にストレートリングを採用しており、飽きの来ないシンプルなデザインとなっています。

項目詳細
純度Pt999
リング幅(レディース)2.60mm
リング幅(メンズ)3.05mm

モデラート modetrato

モデラート modetrato

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

薬指の付け根にフィットするようデザインされた山形ラインが特徴的なプラチナリングです。メンズモデルは重厚で幅広いですが、レディースモデルはリング幅1.90mmと今回ご紹介する中では最も華奢な造りとなっています。

項目詳細
純度Pt950
リング幅(レディース)1.90mm
リング幅(メンズ)3.60mm

響 hibiki

響 hibiki

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

こちらもPt950と純度の高いプラチナリング。レディースはメレダイヤの流れる2つのライン、メンズは中央のラインが艶消しになっているデザインが特徴的です。

項目詳細
純度Pt950
リング幅(レディース)2.19mm
リング幅(メンズ)2.46mm

かなで kanade

かなで kanade

引用:WAKO BRIDAL公式通販サイト

平打ちの艶消しデザインが印象的なプラチナリング。艶消しデザインとサイドの鏡面のバランスにこだわりが詰まっています。

項目詳細
純度Pt999
リング幅(レディース)3.30mm
リング幅(メンズ)3.30mm

まとめ

金属アレルギーは誰しもが突然発症する可能性があるものですので、すでに金属アレルギーをお持ちの方はもちろん、今後の発症が不安な方も金属アレルギーに優しい結婚指輪を選ぶと安心です。

結婚指輪を選ぶ際には、まず自分のアレルギー体質を確認し、素材や純度、デザイン、アフターサービスなどをチェックすることが大切です。金属アレルギーであっても自分に合った素材やデザインのリングを選べば安心して結婚指輪を楽しむことができますので、ぜひこの記事を参考に、素敵な結婚指輪をさがしてみてくださいね。

広島を代表するジュエリーブランド「WAKO」の公式通販サイトでは、今回ご紹介したリング以外にも沢山の商品を取り揃えておりますので、ぜひチェックしてみてください。

※今回ご紹介した内容は、あくまでも目安であり必ずしも全ての方が金属アレルギーを防げるといったものではありませんので、あらかじめご了承ください。


WRITTER著者紹介

くまちゃん

くまちゃん

ウェディング専属ライターの『くま』です。エステティシャンとして5年の経験がありますので、ブライダルエステは得意です!

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