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婚約指輪とプロポーズリングの違いとは?プロポーズリングの渡し方についても解説

プロポーズの際に婚約指輪ではなくプロポーズリングを贈るスタイルもあります。
本記事は、婚約指輪とプロポーズリングの違いについて紹介します。
他にも「プロポーズリングを贈るメリット」や「プロポーズリングの渡し方」についても解説していきます。
今回の記事を参考にして、婚約指輪とプロポーズリングについて理解を深めてみてください。

更新:2025.03.03 作成:2025.03.03

婚約指輪

婚約指輪とは?

婚約指輪とは?

婚約指輪とは、結婚を約束した証として贈られる特別な指輪です。

プロポーズの際に渡されることが多く、贈る側の相手への深い愛情や「これからの人生を共に歩んでいきたい」という強い意思を象徴するジュエリーです。

婚約指輪は婚約後に身に着けるのが一般的ですが、結婚指輪は通常、入籍日や挙式の日を機に着用を始め、その後も日常的に使用されます。

また、婚約指輪は豪華で華やかなデザインが選ばれることが多く、特別な場面を彩るアイテムとしての役割を果たします。

一方、結婚指輪はシンプルで飽きのこないデザインが好まれ、日常生活に馴染むよう考慮される傾向があります。

婚約指輪とプロポーズリングの違い

婚約指輪とプロポーズリングの違い

プロポーズリングとは、プロポーズの際に贈る特別な指輪です。

一般的に、プロポーズといえば婚約指輪を渡すシーンが思い浮かびますが、相手の指輪のサイズが分からなかったり、デザイン選びに自信が持てなかったりすることがありますが、その際に役立つのがプロポーズリングです。

この指輪は婚約指輪を購入する前に贈るもので、サプライズ感を大切にしたいプロポーズの場面で活躍します。

プロポーズが成功後に、二人で改めて婚約指輪を選ぶ機会を設けることも可能なので、よりお互いの好みに合った指輪を選べるというメリットがあります。

具体的に、婚約指輪とプロポーズリングの違いについては、以下の4つが挙げられます。

  • 意味
  • 素材
  • 価格
  • 納期

それぞれの項目について解説していきます。

意味

プロポーズリングは、婚約指輪を用意する前の段階でプロポーズを成功に導くための特別な指輪で、相手への想いをしっかり伝える役割を果たします。

見た目にも特別感を持たせることができるので、指輪やケースのデザインに工夫が施されていることが多く、初めて目にした瞬間にプロポーズの場であることが伝わりやすいのが特徴です。

このように、プロポーズリングはサプライズを演出しつつ、婚約指輪を選ぶ時間を確保するための実用的な選択肢として、多くの人に支持されています。

素材

プロポーズリングと婚約指輪には、使用される素材や目的に明確な違いがあります。

婚約指輪の場合、多くはプラチナやゴールドといった高品質な素材が用いられ、中心には大きなダイヤモンドが配置されるデザインが主流です。

婚約指輪が長期間使用されることを前提として作られているため、耐久性や美しい輝きを保つことが重視されていることが理由として挙げられます。

一方で、プロポーズリングは、主にシルバー素材が採用されることが多く、プロポーズを成功させることが主目的となっています。

そのため、指輪のデザインや装飾される宝石はブランドによって異なり、バリエーション豊富です。

例えば、プロポーズ後に本物の婚約指輪を選ぶことを前提に、人工ダイヤモンドを使用した「仮のリング」として作られることもあります。

このように、両者は役割や目的に合わせて工夫された特徴を持ち、それぞれのシーンで重要な役割を果たします。

価格

プロポーズリングと婚約指輪は、その素材や価格帯に大きな違いがあります。

婚約指輪の平均的な価格は約40万円とされています。

従来では、「給料の3ヶ月分」という基準で婚約指輪を選ぶ風潮が一般的でしたが、最近ではそのような固定観念が薄れ、個々の予算に応じた選択が主流となっています。

しかし、婚約指輪は長く身に着けることが多いため、品質やデザインにこだわり、やや高価なものを選ぶ人も少なくありません。

一方で、プロポーズリングは特別な日の演出を目的としたもので、一時的に使われるケースが多いので、手頃な価格帯で提供されていることが特徴です。

例えば、1万円前後で購入できるプロポーズリングも多く、婚約指輪に比べて価格が抑えられ、短い期間で準備しやすい点がメリットとされています。

納期

婚約指輪は、一般的にパートナーの指のサイズに合わせたり、内側に特別な刻印を施したりと、個別のカスタマイズが必要なことが多いため、注文から受け取りまでに一定の期間がかかります。

特に、完全オーダーメイドで特別なデザインを追求する場合、完成までに数ヶ月から半年程度を要することも少なくありません。

既製品の場合でも、新しい状態の指輪を取り寄せたり、刻印を追加したりする手配が必要で、1~2ヶ月ほどの時間がかかることもよくあります。

プロポーズリングでは、プロポーズ専用のアイテムであることから、サイズやデザインの細かな調整が不要な場合がほとんどです。

そのため、加工や調整を行う必要がなく、購入したその日に持ち帰れることもあります。

しかし、ブランドや商品によっては数日ほど時間を要する場合も考えられるため、早めに準備を進めておくと安心です。

プロポーズに婚約指輪は必要?

プロポーズに婚約指輪は必要?

プロポーズに婚約指輪は必ずしも必要ではありません。

婚約指輪は、「パートナーと生涯を共にしたい」という深い思いを象徴するもので、長い歴史の中でプロポーズの際に贈られる習慣が広まってきました。

近年では、婚約指輪に対する考え方が多様化しており、「指輪を贈らない選択」や「指輪の代わりに別のプレゼントを用意する」、「ダイヤモンドだけを贈り、後でジュエリーに仕立てる」といったスタイルを選ぶ人も増加しています。

その一方で、「プロポーズの瞬間に婚約指輪を渡されることが夢」という方も少なくありません。

そのため、指輪を用意しない場合、相手をがっかりさせる可能性も考慮する必要があります。

プロポーズを真剣に考え始めた段階で、相手の希望をそれとなく確認しておくことをおすすめします。


プロポーズ時に婚約指輪を渡す際に確認するポイント

プロポーズ時に婚約指輪を渡す際に確認するポイント

プロポーズ時に婚約指輪を渡す際に確認するポイントについては、以下の3つが挙げられます。

  • デザイン
  • サイズ
  • 納期

それぞれのポイントについて解説していきます。

デザイン

婚約指輪を選ぶ際には、まずパートナーの好みをしっかり把握することが大切です。

例えば、普段からシンプルなアクセサリーを好んでいる場合は、指輪も控えめで上品なデザインが適していると言えます。

一方で、ハートや星といった可愛いモチーフのアクセサリーを愛用している場合には、遊び心があるデザインが喜ばれる可能性が高いです。

また、婚約指輪は人生で何度も買うものではないので、相手が本当に気に入るデザインを選ぶことが重要です。

このように、パートナーの個性や趣味を考慮した選択を心がけて、特別なデザインを見つけるようにしましょう。

サイズ

婚約指輪を購入する際には、まずパートナーの指輪のサイズを正確に把握することが重要です。

プロポーズの場面で、指輪が小さすぎて左手の薬指に入らなかったり、逆に大きすぎて抜け落ちてしまうというトラブルを避けるためにも、サイズ確認の準備は欠かせません。

サイズが合わないと、修正が完了するまで指に着けられない状態が続くリスクもあります。

そのため、特にサプライズで婚約指輪を贈る場合には、パートナーの指輪サイズを事前に調べておくことがとても大切です。

納期

婚約指輪を贈るタイミングに関係なく、「完成するまでにどれくらいの時間がかかるか」を把握しておくことが重要です。

特にサプライズでプロポーズを計画している場合は、指輪の制作にかかる期間を事前に確認し、早めに注文して準備を整えることが大切です。

婚約指輪には主にフルオーダー、セレクトオーダー、既製品の3種類があり、手元に届くまでの期間はタイプによって異なります。

フルオーダーの場合、製作期間が2~3ヵ月程度必要で、場合によっては半年近くかかることもあります。

セレクトオーダーでも1~2ヵ月ほどは見込んでおいた方がよいでしょう。

例えば、プロポーズの日程が迫ってから指輪を注文すると、希望の日に間に合わない可能性が高くなるので、少なくとも4~5ヵ月前には準備を始めておくのが理想的です。

このように早めの計画が、特別な日をスムーズに迎えるために重要となります。

プロポーズリングを贈るメリット

プロポーズリングを贈るメリット

プロポーズリングを贈るメリットについては、以下の3つが挙げられます。

  • 好きな指輪を贈ることができる
  • 思い出になる
  • プロポーズの証になる

それぞれのメリットについて解説していきます。

好きな指輪を贈ることができる

プロポーズリングは、後日パートナーと一緒にジュエリーショップを訪れ、彼女自身が気に入るデザインを選ぶ時間を持つことができます。

また、「自分の好きな指輪を選べるように」という思いやりが込められたプロポーズリングは、相手にとっても喜びを感じる贈り物となります。

思い出になる

プロポーズリングを贈ることで、二人だけの大切な思い出になるメリットが挙げられます。

プロポーズリングは、特別なサプライズを演出するために選ばれることが多く、婚約指輪とは異なる華やかなデザインが主流となっています。

大きめの宝石が施されたリングなどを自宅に飾ることでプロポーズの思い出を長く楽しむことができます。

また、ネックレスに作り変えることで、普段使いしやすくなる点も魅力の一つと言えます。

プロポーズの証になる

プロポーズリングを渡すことで、プロポーズの証となるメリットが挙げられます。

実際に、結婚の申し出といえば、多くの方が婚約指輪への憧れを抱いているものです。

しかし、指輪のサイズやデザインを事前に選ぶのは難しく、プロポーズの日までに理想の指輪を用意できるか不安に思う人もいるでしょう。

プロポーズリングを活用すれば、サイズやデザインに悩むことなく、数日前や当日でも準備できるメリットがあります。

サイズやデザインが完全に合わなくても、プロポーズの象徴として大切な役割を果たします。

プロポーズリングの渡し方

プロポーズリングの渡し方

プロポーズリングの渡し方については、以下の3つが挙げられます。

  • 箱パカで渡す
  • 花束と一緒に渡す
  • 家でサプライズ

それぞれの渡し方について解説していきます。

箱パカで渡す

多くの人が理想のプロポーズとして挙げるのが、箱を開ける瞬間演出の「箱パカ」が挙げられます。

箱パカとは、婚約指輪が入ったケースを大切な人の目の前で開き、プロポーズの言葉を伝えるという方法です。

映画やドラマでも頻繁に登場する定番ともいえる演出ですが、この伝統的なスタイルに心惹かれる人は少なくありません。

万が一、婚約指輪の渡し方に迷っているなら、箱パカでクラシックな演出をあえて選ぶのもおすすめと言えます。

花束と一緒に渡す

プロポーズリングの渡し方として、花束を添えるのが効果的です。

定番のバラもロマンチックだったり、パートナーが特に好きな花を選べば、より一層の感動を与えることにつながります。

また、花以外にも、ぬいぐるみや手紙を準備することで、オリジナリティをプラスすることができます。

さらに、直接言葉にするのが恥ずかしい場合や緊張してしまう場合には、手紙で気持ちを伝える方法もあります。

家でサプライズ

日常の何気ない時間を大切にする方や自宅でのデートを好む方には、家でのサプライズ演出がおすすめです。

例えば、風船や花、間接照明などを使って部屋を彩り、パートナーが帰宅した瞬間にプロポーズするなどが挙げられます。

二人きりのプライベートな空間で行うことで、特別な思い出として残すことができます。

また、普段過ごしている環境でのプロポーズは、結婚後の生活を想像しやすく、より自然な形で喜びの返事を引き出せる可能性が高くなります。

まとめ

今回は、婚約指輪とプロポーズリングの違いを紹介しました。

プロポーズリングは、婚約指輪を贈る前のサプライズに活用できるアイテムです。

プロポーズリングを用意すれば、婚約指輪は2人で選ぶことができるうえに、プロポーズのサプライズも楽しむことが可能です。

これからプロポーズを考えている方は、ぜひプロポーズリングを検討してみてください。

WRITTER著者紹介

SAKURA

SAKURA

はじめましてSAKURAです。 父親の仕事の都合で、小中学校を台湾・香港で7年過ごして、その後日本の国際大学で北京語と英語を専攻して勉強おりました。 そして現在はWEBクリエイターを目指して勉強中です! ちなみに趣味はマーベルの映画やドラマを見る事が大好きです。 ブライダル企業のサイト制作に携わったことで、結婚に関する情報は豊富ですので、ぜひ記事を参考にしてください。

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