目次
1.70%以上の女性がダイヤつき結婚指輪を選択
まずは結婚指輪の石の種類について、先輩カップルが選んだ結果をみてみましょう。
【妻】
ダイヤ ……74.1%
ルビー ……2.9%
サファイヤ ……4.3%
その他 ……1.8%
石はついていない……22.7%【夫】
ダイヤ ……12.9%
ルビー ……1.8%
サファイヤ ……3.6%
その他 ……3.6%
石はついていない……80.2%
(『ゼクシィ結婚トレンド調査 2017. 岡山・広島・山口・鳥取・島根/複数回答』より)
実に70%以上の女性がダイヤモンドつきの結婚指輪を購入していますね。
やっぱり華やかなダイヤモンドは女性にとって憧れであり、心を魅了するのでしょう。
その一方、男性の場合は石をつけていない人が80%と大半を占めています。
男性にはダイヤモンドありの結婚指輪は照れくさかったり、華美すぎてハードルが高いのかもしれませんね。
2.ダイヤモンドありでよかった点
ダイヤモンドつきの結婚指輪は手元を美しく見せ、つけているだけでテンションも上がります。
では、具体的にどういったところが魅力なのでしょうか。
・上質な雰囲気
ダイヤモンドの最大の魅力は、きらめく輝きが上品でかつ上質な雰囲気を感じさるところです。女性の憧れる心にぴったり寄り添いますね。
また、無色透明なダイヤモンドは、純潔や無垢という意味を持ち合わせていることからも結婚指輪に適しているともいえます。
・硬い石なので輝きが長く続く
ダイヤモンドは宝石の中で最も硬度があり、簡単に傷ついたりしません。
例えば、ガラスやナイフの刃よりも硬いので、仮に擦れてしまっても傷つくことがないので安心です。
・傷が目立ちにくい
指輪の素材であるプラチナやゴールドを長くはめていると、自然と傷がついてしまいます。
ですが、美しい輝きを放つダイヤモンドに目がいくため、金属部分の傷が目立ちにくくなります。
・重ね付けでさらに華やかになる
ダイヤモンドありの結婚指輪にすることで、婚約指輪との重ねづけは、よりいっそう華やかになります。
3.ダイヤモンドありで困った点
ダイヤモンドつきの結婚指輪は素敵だけど、日常的に身につけるものなので、不便を感じなりしないのか、ちょっと不安な点もありますね。
先輩花嫁が困ったと感じたことを教えてもらいました。
・値段が高くなる
ダイヤモンドは高価な宝石ですので、大きさやつける数によって値段が高くなります。
最初に結婚指輪にかけられる予算を決めた上で、ダイヤモンドの数や大きさを検討することをおすすめします。
・汚れやすくなる傾向がある
ダイヤモンドは油分となじみやすい性質があります。
女性は家事のほかに、ファンデーションやハンドクリームなど油分を扱うことが多く、どうしても付着しやすくなります。ダイヤモンドに付いた油分をそのままほっておくと、輝きが少なくなってしまうようです。なので、汚れに気付いたら拭き取るようにしましょう。
メンテナンスについては後の章で紹介します。
・凝ったデザインで後悔
選んだときは、“素敵!”と思っても、10年、20年と歳月を重ねていくうちに少し華美にしすぎた…と感じるかもしれません。
やはり、長くつけることを前提にして、飽きのこないデザインを選ぶことが賢明といえるでしょう。
4.ダイヤモンドつきの人気デザイン
結婚指輪にあしらわれているダイヤモンドは、一般的に0.1カラット以下の「メレダイヤ」といわれている小粒のダイヤモンドです。
メレダイヤの数や配置などによって指輪の印象は異なります。
代表的な人気デザインの結婚指輪をご紹介しましょう。
・一石
指輪の中央に一石のみダイヤを施したシンプルなデザインです。
上品で控えめな雰囲気なので、どんなファッションにも合います。
・スリーストーン
リングのセンターに3つのダイヤモンドがあしらわれているデザインです。
それぞれの石は「過去」「現在」「未来」を意味するといわれています。
・多石
メレダイヤを5〜7石を用いたデザインです。
穏やかなウエーブのリングにダイヤを斜めにしたデザインが人気で、洗練された印象になります。
・エタニティ
リングの周囲にとぎれることなく同じ大きさ・同じカットのダイヤモンドが並んだデザイン。
デザインは、指輪全周に石が留められたフルエタニティと半周に留められたハーフエタニティと2種類あります。
・パヴェ
メレダイヤの中でも0.25カラット以下の極粒ダイヤを石畳にように敷き詰めたデザインをパヴェといいます。
指輪にメレダイヤをふんだんに施してあるので、ひと際華やかなです。
5.ダイヤモンドに合う素材
結婚指輪の素材で一番選ばれているのはプラチナです。
ゆがみや変色しにくいのが大きな魅力です。
きらびやかなダイヤモンドが入っていても、プラチナと同系色なので目立ちすぎず上品さを演出することからも人気を集めているのでしょう。
プラチナと並び、結婚指輪の素材で人気はゴールドです。
ゴールドには、銀や銅、パラジウムなどを混ぜて色味を変えることができるのも特徴のひとつといえます。
代表的なカラーは3種類あります。
プラチナとよく似た透明感のある白色のホワイトゴールド、黄色人種の日本人の肌になじみやすいイエローゴールド、柔らかく優しい印象になるピンクゴールドがあります。
6.ダイヤありの結婚指輪の選び方
次に、ダイヤモンドがついた結婚指輪を選ぶとき、どのような点に気をつければいいのか。
そのポイントを紹介します。
・いつも身につけることを前提にすること
何度もくどいようですが、結婚指輪は日常的に身につけるもので、いつも目に見える存在です。
なので、ずっと愛せるデザイン、この先歳月を経ても、はめることができるデザインを選ぶようにしましょう。
先輩カップルの多くが長くはめることを意識して「シンプルで清楚な感じ」「流行りすたりがないデザイン」を選んでいるようです。
・日常生活に支障をきたさないデザインを選ぶ
生活していくなかで、ひっかかるなど支障が出ないデザインを選ぶことも大切なことです。
爪でダイヤモンドを留めるタイプは衣服などにひっかかりやすいので、指輪に埋め込むセッティング方法がおすすめです。
・自分の指に合う指輪を
自分の肌に合わせて選ぶと、自然と指に馴染みます。
健康的な肌の色の人はイエローゴールドやピンクゴールドが肌に映えるでしょう。
一方、色白の人はパステルカラーやシルバーが合います。プラチナやホワイトゴールドを選ぶとより透明感やクールな印象になります。
悩んだときは経験豊富なジュエリースタッフに相談してみましょう。
・作成期間を確認する
せっかく気に入ったデザインの結婚指輪を決めても、結婚式に間に合わなければせっかくの労力も水の泡になってしまいます。
そうならないために前もって、オーダー期間を含めてどのくらい日数を確認しておくことは肝要です。
7.気になるメンテナンス方法
結婚指輪は自宅でメンテナンスができます。
ちょっとした手入れをすることで、美しい輝きが長く保てるようになります。
自宅でできるメンテナンスはからぶきと中性洗剤でやさしく洗うことです。
基本はからぶきです。眼鏡拭きのような柔らかい布でふくことで、美しさを長く保つことができます。
指輪のくもりや隙間につまった汚れを取るのは、中性洗剤でのつけ置き洗いが効果的です。十分に流水ですすいでからふき取ります。
自宅でも汚れを落とすことはできますが、長く愛用するためにはジュエリーショップにクリーニングを出すことをおすすめします。
ほとんどのジュエリーショップでは、店頭でおよそ10分ほどでクリーニングをしてくれます。アフターフォローがあれば、その場で無料で行うことができます。
将来、体型が変わったときのために、購入前にサイズ直しができるかどうかの確認もしておきましょう。
ダイヤモンドをあしらった結婚指輪は、憧れはあるものの、「ずっとつけっぱなしは無理かも」「ダイヤが傷ついたら嫌」などの理由から諦めていた女性も多いかもしれません。
ですが、選ぶデザインやちょっとしたお手入れで憧れのダイヤモンドがついた結婚指輪を指にできるのではないでしょうか。
この記事を参考にふたりの理想にそった結婚指輪を手に入れてくださいね。
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