メリットだらけの石だけ婚約指輪プロポーズ(ダイヤモンドルース)
プロポーズのときのサプライズとして登場する婚約指輪。
その主役を飾るダイヤモンドは、女性にとって憧れの存在であり、生涯を共にする大切な宝物になります。
プロポーズのときに婚約指輪をもらいたい女性はおよそ7割に対して、現実にもらえるのは、3割といわれています。
というのも、サプライズをしたいもののひとりで指輪を選ぶのは至難の業。
指輪のサイズを調べたり、彼女の好みを見定めたり…男性にとってたいへんなことです。
女性側もサプライズで受け取りたい気持ちはあるものの、せっかくの婚約指輪はやっぱり自分で選びたい!という複雑な心境もあるようです。
そこで、どちらの願いも叶えてくれるのが、ダイヤモンドルースでプローポーズ。
初めて耳にする方も多いと思いますが、近年人気を集めています。
今回は注目のダイヤモンドルースについて紹介しましょう。
更新:2019.02.14 作成:2019.01.25
目次
1ダイヤモンドルースとは?
ルースとは、指輪に台座・枠にセットしていない、カットされた状態の宝石のことをいい、裸石とも呼ばれています。
特に1カラット以上で高品質のダイヤモンドは、希少価値が高いので、指輪などに加工せずルースのまま流通されることがほとんどのようです。
このルースを用意してプロポーズする方法が注目され「ダイヤモンドプロポーズ」という言葉も登場しています。
1-1ダイヤモンドプロポーズの流れ
では、どんな感じですすめていけばいいのが、一連の流れを紹介します。
- プロポーズする前にダイヤモンドルースを購入。
- プロポーズする。そのときに箱を開けてダイヤモンドルースを差し出す。
- その後、ふたりでジュエリーショップに行き、彼女と一緒にデザインを考え、サイズを確認して注文。
- およそ2〜4週間程度で完成。ダイヤモンドルースを加工した婚約指輪が手にできる。
主役であるダイヤモンドでプロポーズして、後からダイヤモンドをベースにして、彼女の好きな婚約指輪をオーダーメイドでプレゼント。
なんとも画期的で素敵な方法ですね。
ダイヤモンドプロポーズによって、憧れのサプライズプロポーズができ、彼女の指にぴったりなサイズで好みの指輪が手渡すことができます。
男性からも女性からも支持されている新しい方法ですね。
1-2優れている点
ダイヤモンドプロポーズのメリットについてまとめてみました。
- ダイヤモンドルースで贈るため、指輪の好みを把握しなくても大丈夫。
- 彼女の指のサイズを知るために、いろいろと苦労しなくても、ジャストサイズの指輪になり安心。
- 指のサイズや好みのデザインをリサーチしなくてよいので、サプライズなプロポーズがしやすい。
- 主役のダイヤモンドを先に購入するので予算のコントロールがしやすい。
- 彼女が自分の好みでオーダーメイドができるので、喜んでもらえる。
1-3気をつけたい点
ダイヤモンドプロポーズはメリットばかりで、ほとんどデメリットはありませんが、念のため気をつけたい点を挙げてみました。
- 彼女がほしい特定のブランドがあった場合はむずかしいかも。
- オーダーメイドのため、完成品が手元にくるまで若干時間がかかる。
- 選ぶデザインによって価格が予想よりオーバーすることも。
ファッションや小物で彼女が特定のブランドにこだわるタイプなら、指輪もお気に入りのブランドで揃えたいという強い希望を持っているかもしれません。
その辺りは、つき合っていれば、把握できることですので、しっかり確認しましょう。
完成した指輪が届くのに時間がかかっても、それよりも自分で決めたいのが婚約指輪です。
何より、プロポーズのときにキラキラ輝くダイヤモンドをみることができるのが一番ではないでしょうか。
主役のダイヤモンドの価格にデザインの費用もプラスされます。
彼女には結婚式や新生活の費用もあるので、あらかじめ婚約指輪にかけられる予算も伝えておけば、思わぬ予算オーバーは避けられるでしょう。
2重要なダイヤモンド選び
ダイヤモンドプロポーズは、ひとりで婚約指輪を選ぶことに比べると、かなり男性の負担は減りました。
その代わり、とても重要になってくるのがダイヤモンド選びです。
荷が重いかとは思いますが、ダイヤモンドをしっかり選んでおけば後は安心です。
選ぶポイントは下記のとおりです。
2-1およその価格を把握
まずは、ダイヤモンドの一般的な予算と相場を知って、自分が出せる予算範囲を決めましょう。
ダイヤモンドの婚約指輪の平均相場は全国で約30万円のようです。
ダイヤモンド選びもおよそ30万円を起点に予算を組んでみてはいかがでしょうか。
2-2ダイヤモンドの価値を知る
予算を決めたら、次にダイヤモンドの価値について説明しましょう。
一般的に「カラット」という言葉は耳にしたことがあると思いますが、それだけで選んではいけません。
「4C」といわれるダイヤモンドを決める指標があります。
・CARAY/カラット(重さ)
このカラットは大きさではなく重さの単位のことです。
1カラット(ct)は0,2グラム(g)で重くなればなるほど希少価値が高くなります。
・CLARITY/クラリティ(透明度)
クラリティは透明度を示します。キズや欠け、内包物(不純物)の大きさ、場所、性質などを鑑定して
評価が決まります。
包有物が多いと透明度は下がり、その分輝きを損なってしまい、透明度が高いほど評価は上がります。
・COLOR/カラー(色味)
ダイヤモンドは無色透明に見えますが、実際はかすかに色がついているものがほとんどで、
無色透明なものほど高く評価されます。
ダイヤモンドの色が黄色になればなるほど希少性は下がります。
・CUT/カット(研磨)
ダイヤモンドはカットのプロポーションや角度が良くなければ、本来の輝きを発揮することはできません。
他の3要素は生まれもったものであることに対し、カットは職人の手が加えられる要素となります。
この4つの指標の頭文字をとって「4C」と呼ばれています。
「4C」を総合的に判断してダイヤモンドの価値を決めるという世界共通のグレーティングシステムがあり、各要素のグレードにより、ダイヤモンドの質が評価されます。
とはいえ、いきなりダイヤモンドの目利きすることはできないので、予算を伝えてジュエリーショップのスタッフに「4C」のことも含めて相談しながら選びましょう。
2-3.鑑定書を発行している宝飾店を選ぶ
ダイヤモンドにはグレードを示す鑑定書があります。
鑑定書とは、ダイヤモンドの品質を保証する大切な証明書のことです。
鑑定には専門知識と専用機器が必要となるため、鑑定書を発行できる機関は限られています。
なので、ダイヤモンドを購入する際に鑑定書が付属されている宝飾店を選ぶことをおすすめします。
ダイヤモンドのグレードが見た目にはあまり違いが感じられない場合でも、光の輝き方や美しさは、グレードによって厳密に異なるものです。
だからこそ、品質を保証する鑑定書があることは安心につながりますね。
プロポーズのサプライズに欠かせない必須アイテムとして、今も昔も愛され続けているダイヤモンドの婚約指輪。
ですが、婚約指輪を男性が単独で選ぶには荷が重いものです。
贈られる女性にとってダイヤモンドの婚約指輪はずっと憧れの存在であり思い入れも強いです。
感動のサプライズも味わいたいけど、自分で選びたい気持ちもあり、現実はプロポーズの後に好みの指輪が購入されています。
そんな状況で生まれたのがダイヤモンドルースを使ったプロポーズ。
ぜひダイヤモンドプロポーズの方法で、彼女のハートを射止めてくださいね。
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