結婚後、末永くお付き合いしていく結婚指輪(マリッジリング)。
ずっと身につけていくものだから、納得して選びたいもの。
結婚指輪のデザインや素材を選ぶ前に、まず決めておきたいのがどの種類にするかです。
すでに製品になっているレディメイドの指輪にするのか、
ふたり好みの指輪を注文するオーダーメイドにするのかをまず選択しましょう。
それぞれメリットとデメリットがあるので、
みんなの意見も参考にしながら、ふたりに合った結婚指輪を手に入れましょう。
目次
データーでみる結婚指輪(マリッジリング)の種類
まず、最初に先輩カップルの意識と傾向をデータでみてみましょう。
Q.結婚指輪を購入しましたか?
・購入した……98.5%
(『ゼクシィ結婚トレンド調査2017 首都圏』参照 以下同様)
結婚指輪を購入するカップルの割合はほぼ99%と高く、ほとんどの人が必要と感じているようです。
指輪交換の儀式で必要になることもあって購入率は高いですね。
また、社会的にも夫婦である証明のようなものなので、購入する意識が強くなるのかもしれません。
指輪の種類別でみてみると…
・既製品(レディメイド)……57.4%
・フルオーダー ……8.5%
・セミオーダー ……30.7%
・その他 ……3.3%
既製品が半数以上の60%弱、フル・セミオーダーは40%近くなっています。
フル・セミオーダーは過去のデータと比べると増加傾向にあり、この流れは今後も広まるだろうといわれています。
ふたりだけのオリジナリティを求めるカップルが増えたという表れですね。
すでに製品になったレディメイド、自分たち好みの指輪にするオーダーメイド、それぞれの良さと注意すべき点があるので、次の章で紹介していきましょう。
既成品(レディメイド)の結婚指輪
ジュエリーショップに入ると、ショーケースのなかには豪華で美しい指輪が並んでいますね。
このすでに形となっている指輪を既製品、あるいはレディメイドといわれています。
とはいえ、指輪の内側にイニシャルや日付の刻印を入れる場合は、その場で即、持ち帰ることができません。
一方、刻印を入れなければすぐに手に入れることは可能です。
1.既成品のメリット
レディメイドの結婚指輪はすでに完成品であり、仕上がっている指輪を購入できるので、実物を見て気に入ったら、気軽に購入できる点が大きな特徴です。
つけ心地も確かめられ、安心感があります。
適切なサイズの取り寄せや簡単な刻印作業だけなら、1週間から10日間前後で手元に届く場合がほとんどです。
レディメイドは実店舗だけでなく、ネット通販でも購入することも可能ですので、ふたりの時間がなかなか合わせられず、ショップに足が運べなくても、一緒に画像を見ながら気に入った指輪を探せるのも魅力ですね。
その場合、ジュエリーショップによっては、無料で結婚指輪サンプルの貸出しサービスを行っているので、デザインやサイズ、試着もできるのでより安心ですね。
また、指輪のサイズがわからないカップルのために、リングサイズ測定器の無料貸出しも実施している店舗もあるので、ネットでいろいろ探してみましょう。
レディメイドの結婚指輪は、早く手にしたいカップルや日数に余裕がないカップルにおすすめですね。
2.既成品のデメリット
レディメイドで注意しておく点は、ぴったりと合うサイズが見つからない場合があるということです。
長い時間をかけて、自分たちのお気に入りのものがあっても、サイズが合わなければ諦めざるえません。サイズ直しも可能ですが、素材やデザインによってむずかしいケースがあることを頭に入れておきましょう。
人気ブランドともなると世界中で同一のデザインの指輪が販売されているので、同じ形をした指輪をはめている人が大勢います。そのあたり、不快に思うならオーダーメイドがおすすめかもしれません。
レディメイドの良さや気をつけるべき店がわかったところで、購入したカップルの意見も参考にしてみましう。
〈レディメイドを選んだ先輩カップルの声〉
・オーダーメイドも考えていたのですが、ショーケースの中にあった指輪に一目惚れして決めました。何店舗か見て回りましたが、最初に出合った指輪に決めました。
・とにかく仕事と準備で忙しくて時間がなかったので、ネットから予約来店をして訪れました。
とってもスムーズでよかったです。
・あまり時間をかけたくなかったので、既製品にしようと考えていたとき、先輩が結婚指輪をネット購入してラクだったと聞いたので、試してみました。
高価なものなので、最初は不安だったのですが、ふたりで画面を見ながら楽しく選ぶことができました。結婚指輪サンプルの貸出しサービスも無料であったので、つけ心地も確認できたのも良かったですね。
オーダーメイドの結婚指輪
大切な結婚指輪だからこそ、デザインや素材などいろいろこだわりたいカップルにおすすめはオーダーメイドです。
フルオーダー、セミオーダーの2種類の方法で注文することができます。
フルオーダーはデザイナーと相談しながらすべて自分たちの好みで注文していきます。
一方、セミオーダーは素材やデザインの一部を自分たちで決めて注文します。
購入方法の手順は下記の通りです。
- ジュエリーショップを選ぶ
インターネットや結婚情報誌を利用して結婚指輪のオーダーメイドができる店を選びます
- デザイナーと面談&打ち合わせ
担当のデザイナーにふたりのイメージする結婚指輪を伝え、一緒にデザインや素材を決めていきます。
セミオーダーの場合は、デザインや素材などいくつかのパターンから選び組み合わせていきます。
- デザインの確認
デザイナーがふたりからのヒアリングをもとにデザインを作成します。
製作に入る前に、デザインの確認を行い、変更してほしいところやリクエストがあれば伝えます。
- 指輪の完成&受け取り
指輪の仕上がりを確認した上で、待ちに待った結婚指輪の受け取りです。
すべての作業が順調に進んだとしても製作には最低2ヵ月かかります。
セミオーダーの場合でも最低1ヵ月はみておきましょう。
1.オーダーメイドのメリット
・フルオーダー
専門家と相談しながらデザインや素材など、ふたりが納得するものを選び作り上げていくので、世界にたったひとつの指輪が手にできます。
満足度の高いオーダー方法です。時間的に余裕があり、結婚指輪に思い入れが強いカップルにおすすめです。
・セミオーダー
基本的なブランドのデザインにふたりの気に入ったアレンジを加えることで、より好みの指輪にすることができます。
気軽にオリジナルの指輪が作れることが魅力なところです。
フルオーダーよりも時間や費用をかけず、少しだけ個性がほしいカップルにおすすめです。
2.オーダーメイドのデメリット
・フルオーダー
デザインから最終調整、製作と一から作りあげていくので、製作に時間がかかります。
お店と長くやりとりしていくので、店のテイストやスタッフとの相性も検討する必要があります。
また、事前にパートナーとの意思確認をしておきましょう。意見の相違からのトラブルを避けることができます。
選ぶブランドや素材により変動があるものの、費用はレディメイドよりも高価になります。
・セミオーダー
すでに用意されたデザインの中から選択するだけなので、オーダーメイドとしては自由度が低く感じるかもしれません。
もっと個性を出したいと考えるならフルオーダーも検討してみましょう。
実際にオーダーで結婚指輪を購入したカップルの意見は下記のとおりです。
和光ブライダルならフルオーダーで●●ヵ月、セミオーダーで●●ヵ月かかります。
【この辺りで、フルオーダーとセミオーダーにかかる目安の製作期間を掲載したいです。和光ブライダルだったら〜〜みたいな感じでも良いと思います。】
〈オーダーメイドを選んだ先輩カップルの声〉
・手間がかかっても、オーダーメイドはこの世でたったひとつの結婚指輪。オンリーワンっていうところが気に入ってます。
・デザインはシンプルでもふたりのこだわりがあり、好きな位置に石をあしらったり、満足しています。世界で一組しかない結婚指輪、ずっと指にはめています。
・正直、選んでいる途中は、楽なレディメイドにした方が良かったかな…と思ったことはありましたが、でも苦労した分、喜びは大きいですね。
すでに形になったレディメイド、自分たちのオリジナリティ溢れるオーダーメイド。
どちらを選ぶかは、カップルの価値観、予算、日程などによって決まりますね。
結婚指輪はふたりの生活にずっと寄り添い身につけていくものなので、後悔が残らないよう選んでくださいね。
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