彼からもらった愛の証である婚約指輪。
煌めく憧れのリングですが、いつからつけたらいいのでしょうか。
結婚後はどんなときに身につけたらいいの?
そもそも普段使いってしていいの?
今さらですが、素朴な疑問がわいてきますよね。
今回は、そんな疑問にお応えすべく、婚約指輪をつけるタイミングやはめていけるシチュエーションなどについて調べてみました。
目次
婚約指輪いつから着ける?
婚約指輪はその名のとおり、婚約期間中に身につけるもので、特に決められルールはありません。
ですので、もらったその日から身につけても大丈夫です。贈った彼も「喜んでくれて嬉しい」「婚約指輪をあげてよかった」と思うでしょう。
ショッピングや外食などプライベートはもちろん、彼と会うときは積極的にはめていくように心がけましょう。
職場につけていっても原則的にオッケーですが、業務内容や職場の雰囲気によって判断するのがよさそうです。
デスクワークが多く、職場内に祝福してくれる雰囲気があるのなら、差しつかえないでしょう。
飲食店や食品を扱う仕事、子どもや高齢者、患者と接する機会が多い人、銀行など堅い職業など職種によっては婚約指輪をつけるのを控えたほうが無難です。
先述しましたが、職場の雰囲気も考えるべきポイントです。
婚約指輪をはめるということは、周囲に婚約していることを示していることになるので、中には嫌悪感を抱く人もいるかもしれないと考えてみることも大切です。
特に女性の多い職場では「婚約していることを見せびらかしている」という風に感じる人もいるかもしれません。
婚約指輪をはめていく前に、客観的に様子をみてから判断しましょう。
結婚後はいつ着ける?
結婚するまでは堂々とはめていた婚約指輪ですが、式で指輪交換した後はどうすればいいのでしょうか。
ここで先輩花嫁はどうしているのかデーターでみてみましょう。
(データ出典『マイナビウエディング』)
Q.結婚後も婚約指輪を日常的に身に着けていますか?
ほとんど着けていない ……49.6%
お出かけのときだけつける ……27.4%
毎日つける ……15.0%
結婚後は一度も着用したことがない……8.0%
美しい宝石をあしらい、繊細な装飾が施されている婚約指輪。何より高価な品なので、大事にしまいこんでいる人が半数以上ですね。
その一方で、外出のときや、毎日つけるという“はめる派”が約40%もいることがわかりました。
では、先輩花嫁はどんなときに、つけているのでしょうか。
- 記念日の食事やパーティなど、いつもよりおしゃれするとき。
- 料理や激しい運動のときは外し、それ以外のときは毎日つけています。
- 夫とデートのときは必ずつけるようにしています。本当は毎日つけたいのですが、ひっかかってしまうデザインなので、やめています。
- 結婚指輪と重ねづけして普段使いしています。すごく気に入ってます。
- 婚約指輪は私にとってかけがえのない存在なので、友人の結婚式など特別のときにしかはめないようにしています。
- 豪華ディナーはもちろんですが、友人とカジュアルなランチのときにもつけています。
- 子どもの入園式や卒園式にもつけていきます。
婚約指輪を避けるべきタイミング
愛する人からもらった自分だけの特別な婚約指輪なので、できることならいろんなシーンではめておきたいですね。
ですが、婚約指輪は華やかなものなので、場合によっては目立ちすぎて、ひんしゅくを買ってしまうこともあります。
シーンに合わせて着ていく洋服を選ぶように、婚約指輪もTPOに合わせて身に着けるようにしましょう。
中でも、弔事のときは要注意です
お葬式などお悔やみごとの場では避けること。
喪に服するための場所なので、光りものの貴金属はNGとされています。
ちなみに、つけてもよいジュエリーはシンプルな地金だけのものかパールなどが一般的なようです。
しかしながら、訃報は何の前ぶれなく突然お知らせが届くものです。
毎日身につけていて、ついうっかり…ということもあるかもしれません。
そのときは、ダイヤモンドがセッティングされている面を手の内側して、なるべく目立たないようにしましょう。
毎日つけも大丈夫そうな婚約指輪のデザインは?
彼からもらった大切な婚約指輪だからこそ、眠らさずにいつも身につけたいものですね。
とはいえ、そのために、シンプルすぎる婚約指輪もちょっと残念に感じる人もいるでしょう。
日常的につけたい人は、購入するときに毎日はめることを想定して、ひっかからないデザインのものを選ぶことが大きなポイントです。
婚約指輪はダイヤモンドなど宝石類があしらわれているタイプが多く、それが衣類にひっかかってしまうことも少なくありません。
それを避けるためには、なるべく石座が低いものにするか、リングに宝石を埋め込んである指輪を選ぶようにしまししょう。
おすすめのデザインは下記の3種類です。
1.ハーフエタニティリング
毎日つけることを大前提にするなら、凹凸が少ないハーフエタニティングはいかがでしょうか。
エタニティリングとは、リングの周りに均一のダイヤモンドなど宝石が並べられた指輪のことです。
また、”エタニティ”とは英語で『永遠(eternity)』という意味があり、終わりのなり愛の象徴とされています。
指輪の半周だけ宝石を並べたものをハーフエタニティングといいます。
日常使いするなら最も適しているデザインといわれています。
2.フルエタニティリング
先ほどのハーフエタニティングに対し、フルエタニティリングは、リング上に隙間なくぐるりと同じサイズのカットのダイヤモンドなど宝石が並べられています。
どの角度からも宝石が見えるので、存在感がありゴージャスな雰囲気を漂わせます。
小さめの宝石が埋め込まれているため、衣服にひっかかることは少なくなります。
3.メレリング
リングの真ん中にダイヤモンドを一粒施したソリティア。婚約指輪の王道で人気の高いデザインですが、残念ながら普段使いには不向きです。
ですが、それに近いデザインを身につけたいのならメレリングはいかがでしょうか。
こちらは、ソリティアのようにメインとなる1粒のダイヤモンドを配置し、その両脇に小粒のダイヤモンドをおいたデザイン。
日常的につけるのが前提ですので、爪なしにして土台にダイヤモンドを埋め込むデザインにしましょう。
小粒のダイヤモンドがメインを美しく引き立てるので、小さめのダイヤモンドをメインに使っても充分に華やかな印象を与えます。
婚約指輪を長く愛用するには…
ふたりにとって大切な婚約指輪はいつまでも使えるようにしたいですね。
この章では保管方法やメンテナンスについてご紹介していきます。
美しさをキープするには、やはりお手入れは欠かせません。
といっても、使ったときに柔らかい布やメガネ拭きなどて拭くだけで大丈夫です。
汚れの原因となるのは、汗や化粧品などで、外したときに拭くだけでOKですが、長年使っていると、どうしても汚れが目立つようになってきます。そんなときは専用の洗浄液を使ってお手入れするか、ジュエリーショップでのクリーニングを依頼しましょう。
購入するときに、クリーニングのアフターサービスがあるかどうか確認しておくことをおすすめします。
普段使いしないのなら、保管は購入時に入っていたジュエリーボックスで保管しましょう。
他のアクセサリーと一緒にすると、摩擦で傷がついてしまう恐れがあるので、個別のほうがいいですね。
プロポーズとともにプレゼントされる婚約指輪。
もらったその日から身につけもOKで、婚約期間だけでなく、結婚後も末永く愛用できます。
大切な婚約指輪なので、とっておきのシーンだけにはめたい人、毎日はめたい人、価値観によってそれぞれです。
ですが、せっかく彼が奮発してくれたものなので、やはりしまいっぱなしの状態は、もったいないのではないでしょうか。
一生ものの最高の贈り物だからこそ、なるべくお披露目する機会を多く作って、大切に使い続けてくださいね。
この記事が気に入ったらぜひシェアしてください