目次
1.結婚までの交際期間は?
すでの結婚している女性たちは、どのくらい交際してから結婚したのでしょうか。
既婚女性を対象にしたアンケート結果をみてみましょう。
(参照/『マイナビウーマン』調査日/2017年4月 調査人数/115人:22歳〜34の歳既婚女性)
Q.夫と結婚するまでの交際期間は?
- 1位 1年以上〜3年未満 ……2%
- 2位 5年以上〜 ……27%
- 3位 半年以上〜1年未満 ……7%
- 4位 3年以上〜5年未満 ……8%
- 5位 1ヵ月以上〜半年未満……0%
6位以下は省略
最も多かったのが、1年以上〜3年未満。
この期間がお互いのことを知って結婚する妥当な長さということでしょうか。
意外にも5年以上というカップルも多いですね。
次いで多いのが半年以上〜1年未満で、短い交際期間を経て結婚しているパターンもあります。
次章では、交際期間の長さについて考えてみましょう。
2.結婚までの交際期間で差はある?
アンケートによると、約60%の女性が1年以上の交際で結婚していますが、この交際期間によって結婚後のパートナーとの生活に影響があるのでしょうか。
付き合うときは、お互いの気持ちだけですぐに決められますが、結婚となると一緒に生活していくので、理解し合った上で決めたいものです。
とはいえ、慎重になりすぎて交際期間ばかりが長くなり、婚期を逃すということにもなりかねません。
では、交際期間の短い・長い既婚女性たちは、どのようなタイミングで結婚しようと決めたのでしょうか。
結婚を決めた理由と、それぞれの問題点についての意見をまとめてみました。
2-1.「1年未満の短い交際期間」を経て結婚
〈結婚を決めた理由〉
- 一緒にいてこんなに気を使わない相手は今までいませんでした。だから、付き合って半年でプロポーズされたときは、「はい」と即答しました。
- この人なら、と思える人と出合えたので、半年で十分だと思ったから。
- 結婚前提で付き合いをはじめたので、お互いが同意しているなら半年でいいかと思ったから。
- 直感を信じて、ラブラブのまま1ヵ月で入籍しました。価値観が食い違い、驚くこともありますが、じっくり理解していけばいいかなと思います。
〈交際期間が短いリスク〉
- お互いを知らないまま結婚すること。
- 価値観などしっかり見極めることができないこと。
- 人間性をよく知らないまま結婚すると後悔すると思う。相手の家族について知るには短いと無理があるように感じるから。
- 結婚後に相手の欠点を知り、トラブルになると思うから。
交際期間が短いと、相手のことはもちろん、相手の家族についてもあまり知らないまま結婚することになります。結婚後に相手の嫌な面などが気になり、後悔してしまう可能性があることを頭に入れておく必要がありそうです。
2-2.「1年以上の交際期間」を経て結婚
〈結婚を決めた理由/1年以上〜3年未満〉
- 春夏秋冬を一緒に過ごしたから大丈夫と思ったから。
- 同棲も含めて1年〜3年くらいの交際期間がちょうどいいような気がして…。
〈結婚を決めた理由/3年以上〜5年未満〉
- 最低でも3年は付き合っていないと、相手のことがわからないと思ったから。
- 3年目くらいから正直焦りましたが、4年目にプロポーズしてくれてホッとしました。
〈結婚しようと思った理由/5年以上〉
- 付き合って7年過ぎても彼に結婚する気がなく、とても不安になりました。別れる、別れないと大騒ぎした末にようやく結婚できました。
- 自分の状態のことをよく理解してくれていると思ったから、結婚を決めました。
〈交際期間が長いリスク〉
- どのタイミングで結婚するのがいいのか、わからなくなるかもしれない。
- 相手の嫌なところが見えすぎて、結婚に踏み切れなくなる。
- マンネリ化して、結婚しても新鮮さが感じられない。
- だらだらして婚期を逃すかもしれない。
長年一緒にいても仲のよいカップルはいますが、すべてのカップルに当てはまるわけではありません。
長い交際期間で相手の欠点がよく見えたり、マンネリ化していまう、結婚するタイミングを逃すといったリスクがあるようです。
3.結婚までの交際期間は大事?
交際期間は長くても短くても、それぞれリスクがありそうですね。
では理想の交際期間とは何年くらいなのでしょうか。
アンケートの結果をみてみると、平均の期間は3年、理想は1年というところでしょうか。
1年間、付き合ってみると、だいたい相手の良いところや悪いところを把握できそうです。
相手のことをを見極めるには、ある程度の交際期間は必要かもしれません。
そして、当然なことですが、結婚までに必要な交際期間はカップルによって異なるようです。
3-1.交際期間で夫との関係は決まる?
交際の延長上に結婚があるのは確かですが、実のところ恋愛期間と結婚は全く別物です。
一緒に生活をすると、お互いの価値観や習慣などの違いにとまどうかもしれません。
多かれ少なかれ、ほとんどのカップルが経験することでしょう。
そこから、少しずつお互いを理解し合っていくのが結婚です。
ですので、交際期間では相手がどういう人物かをわかること、そして、ふたりのタイミングでいつ結婚するかどうかがポイントになりそうです。
と、いうことは結婚に至ったカップルにとって、交際期間の長さはさほど大きな問題ではないのかもしれません。
3-2.交際期間より大切なことは?
ある程度の交際期間はもちろん大事ですが、何より重要なのは客観的にふたりの関係を見つめることができるかどうかが鍵になるようです。
相手がどういう人なのか、また自分はどのようなタイプなのかを考えてみましょう。
結婚生活は楽しいことばかりではなく、意見が分かれ言い争いになることも出てくるでしょう。
そんなとき、ふたりがどう向きあい、どのように話し合って問題を解決していきますか?
お互い対等に言い合えるのか、もしくは相手に委ねて自分はついていくタイプなのか、もしくは、自分が主導権を握ってひっぱっていくのか…。
それを把握していれば、困難に出くわしたときに、「こんなはずではなかった」と後悔せずに前向きにすすむことができるでしょう。
注意してほしいのは、酒癖や女癖、金銭感覚といったものは、なかなかなおらないということ。
それでも結婚しようと思うなら覚悟が必要といえますね。
相手を知るためにも、一定期間の交際は大切のようです。
とはいえ、その期間はカップルの関係や相性によってまちまちで、杓子定規には決められませんね。
現実を考えると、相手のすべてを知った上で結婚することは無理があるでしょう。
交際期間で相手の性格や人柄を知った上で、「この人となら結婚してもいいかもしれない」と思えた人と出合えたのなら、自分の見る目を信じて、思い切って一歩を踏み込むことも大事かもしれませんね。
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