セットリングが人気の理由。婚約指輪と結婚指輪を重ね付け!
結婚を約束した証として、贈られる華麗な婚約指輪。
一方、新郎新婦が「永遠の愛」を誓ってお互いの指にはめる結婚指輪。
それぞれ意味をもつ指輪で、結婚するふたりにとって欠かせないものです。
これまでは、婚約指輪は婚約期間だけにつけ、式を挙げたら結婚指輪にはめかえられてきました。
ですが…
できることなら、どちらもずっと身につけていたい!と思うのも当然なこと。
そんなカップルにおすすめは婚約指輪と結婚指輪を重ねづけできるセットリング。
最初から重ねづけできるデザインを選べばセットリングができ、双方の魅力を引き立たせることができます。
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするメリットや、セットリングの選び方のポイントについて伝授します。
目次
1.セットリングにどんな意味がある?
セットリング は見た目だけでなく、実は愛に対する意味あいも込められています。
最初に結婚指輪を左手の薬指につけ、次に婚約指輪をはめます。結婚指輪を内側につけ、婚約指輪を外側につけることで、「永遠の愛を誓った証し」をロックするという意味が込められているそうです。
では、結婚指輪を左手の薬指につける意味はご存知でしょうか。
古代ギリシャでは、左手の薬指には心臓とつながっている1本の太い血管があると信じられていました。なので、夫婦になる者同士はお互いの心臓につながる指に指輪をはめ、「ふたりの心をつなぐ」という意味合いが込められるようになったといわれています。
2.セットリング のメリット
婚約指輪と結婚指輪の重ねづけは、セットリングと呼ばれ、最近人気を集めています。
では、セットリングにすることで、どんなメリットがあるのでしょうか。
いつも指元を華やかにでき 、セットにすることで価格が割安になるなどが人気の理由にあります。
2-1婚約指輪もずっとつけられる
愛する彼から贈られた高価な婚約指輪ですが、結婚後は大切な指輪を傷つけたくない理由からタンスの肥やしにしてしまうというパターンが多いようですね。
ですが、セットリング にすれば、お出かけや食事会、同窓会など婚約指輪の出番がかなり増えます。
華やかなデザインが施された婚約指輪を単独で普段使いする勇気がなくても、セットリング なら結婚指輪との一体感があり気後れせずに、はめることができます。
2-2手元を華やかに演出
セットリング にすることで、手元がさらに華やぎます。
毎日、目にするたびに幸せな気持ちがわき上がってくるのではないでしょうか。
結婚指輪はほとんどの人が、日常的につけることや職場のことを考えてシンプルなデザインのものを選ぶ傾向にあります。ドレスアップしたい時にはシンプルな結婚指輪の上に婚約指輪を重ねるだけでぐっとおしゃれ感がアップします。
婚約指輪も単体でつけるときよりも、結婚指輪を重ねるだけでさらに美しさが高まります。
セットリングにすれば、単体でも楽しめ、重ねることでまた違った印象のリングになり、バリエーション豊かに楽しめるところも魅力ですね。
2-3価格が割安になる
婚約指輪と結婚指輪を同時に購入することでメリットが出てきます。
それぞれのリングは別々に購入するよりも、一緒に購入するほうが割引が受けられることが多く、お得な可能性が広がるのも嬉しいところです。
3.選ぶポイント
婚約指輪と結婚指輪を組み合わせるには選ぶポイントやルールがあります。
セットリング をするのなら、その前提でデザインを選ぶことが大切です。
プロであるジュエリーショップのスタッフからの提案や助言にも耳を傾けながら組み合わせてみましょう。
3-1.同じショップで購入
セットリングにするなら、同じジュエリーショップで購入することをおすすめします。
違う店舗で別々に購入した指輪を後から組み合わせるのは、実のところむずかしい点があります。微妙なデザインの違いや色合いなどしっくりこない場合も少なくありません。
同じ店舗なら2つの指輪を同時にはめて試着してから選ぶこともできるので、失敗もなく納得して購入できます。
3-2.統一感を出すには?
一般に指輪の重ねづけでは、指輪と指輪の間に隙間がないほうが美しいといわれています。
同じブランドのものでも、デザインによっては相性があり、統一感が出ないケースがあるので、スタッフのアドバイスを参考に選びましょう。
隙間がないように組み合わせることで、きれいに統一できセットリングならではの美しさが引き立ちます。
例えば、ストレートタイプの婚約指輪なら、結婚指輪も同じストレートタイプに、V字ラインにはV字ラインを合わせるなど、形を合わせてみましょう。
指輪の色を合わせるのも統一感を出す大きなポイントです。
同色の指輪を重ねると、デザインによって1本の幅広のリングに見えます。
3-3.遊び心をプラス
統一感を出す組み合わせが一番の大切なポイントですが、そこから少し遊び心を加えてみたい人は、あえて違う色の指輪を合わせるコンビネーションはいかがでしょうか。
指輪の形を合わせたシルバーとゴールドを合わせます。それぞれ違う色なので、婚約指輪と結婚指輪の両方の指輪がきちんと目立って、オシャレなセットリング になります。
4. するときの注意
手元を美しく演出するセットリングですが、注意すべき点もあります。
購入するときは、以下のポイントも頭に入れて自分たちに適した指輪を選びましょう。
・傷が付く場合もある
日常的に指輪をはめていれば、多少は傷ついたりするのは自然なことですが、重ねている場合 は指輪同士がぶつかって傷ついたりする可能性も出てきます。
なるべく指輪に傷をつけないようにするには、着けたときに指輪同士が当たりにくいデザインにしたり、ハードプラチナやパラジウム、チタンなど硬い素材のものを選ぶとリスクが少なくなります。まめに指輪を拭くなど、お手入れもすることも大事ですね。
万一、傷ついたときのために、購入したジュエリーショップにアフターサービスがあるかどうかの確認もしておきましょう。
・結婚指輪のサイズが大きめになることもある
セットリングに することを前提に選ぶと、どうしても内側にはめる結婚指輪のほうが指の付け根の近くなるので、サイズが大きめになってしまいます。
結婚指輪を単体で着けたときは、若干ゆるくなります。
単体ではめるときは、外れやすいことに配慮することを忘れないようにしましょう。
・組み合わせがうまくいかない
最初からセットリングに することを考えずに指輪を選んでしまうと、婚約指輪と結婚指輪のどちらかが派手すぎたり、個性的すぎるデザインだったりする場合があります。
ふたつの指輪の雰囲気やデザインがかけ離れていると、調和が取れずに重ねたときに形や素材のバランスが悪くなりなってしまうので注意が必要です。
せっかくの婚約指輪がタンスがずっとお蔵入りにならず、婚約指輪と結婚指輪を同時に購入することで割引があるなど、さまざまなメリットがあるセットリング 。
やはり一番の大きなポイントは、最初に選ぶときから重ねづけを前提にすることといえますね。
注意点も頭にいれながら、ふたりで末永く愛用できるセットリング を賢く手に入れましょう。
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